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SCSとTTNetなど4社、iDC間のブロードバンド接続で運用実験

2001年06月26日 20時47分更新

文● 編集部

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住商情報システム(株)、東京通信ネットワーク(株)、(株)アールワークス、(株)日立製作所の4社は26日、データセンター間を光ファイバーで接続し、次世代ブロードバンド通信の実験運用を8月に開始すると発表した。

実験は、住商情報システムの東京第1センターと東京第2センター、アールワークスのセンターの3ヵ所のデータセンターを、東京通信ネットワークの高速光ファイバー(合計10Gbps程度)で相互接続し、東京第1センターに設置するブロードバンド用大容量ストレージ『SANRISE2800』(日立製作所製)を各データセンターでSAN/NASにより共有するほか、障害時のバックアップや監視などを相互に行なう。

今回の実験運用を基に運用技術を確立し、信頼性、保全性にすぐれた“分散統合一体運用データセンター”の実用化を目指すとしている。住商情報システムでは、高速光ファイバーによる分散統合型の新データセンター『netXDC(ネットエックス・ディー・シー)』を10月に稼働する予定で、この運用実験をnetXDCの重要な中核技術の一つとして位置付けている。

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