レッドハット(株)は26日、組み込み製品からインターネットアプライアンス製品までカバーする、カスタムエンジニアリングサービスを開始すると発表した。具体的な内容は以下のようになっている。
- オペレーティングシステムエンジニアリング
- インターネットアプライアンス向けRed Hat Linux、組み込みシステム、リアルタイム処理向けeCos (Embedded Configurable Operating System)の開発、カスタマイズ、ポーティング
- アプリケーション/ミドルウェアサポート
- Java、組み込みブラウザ、グラフィカルウィンドウの開発、カスタマイズ、ポーティング
- ソフトウェア開発ツールサポート
- C/C++ あるいはJavaによるアプリケーション開発
- コミュニケーション・インフラストラクチャ・デザイン
- イーサネット、DSL、ケーブルモデム、さらにゲートウェイ、ルータ、ファイアウォールに対するOSのポーティング、カスタマイズ、チューニング
- BSP(ボードサポートパッケージ)、RedBootブート・デバッグファームウェア
- GNUPro、eCosあるいはRed Hat Linux上のブートストラップならびに組み込みアプリケーションのデバッグ
同社では従来、組み込み分野のエンジニアリングサービスは、US本社を拠点に行なっていた。しかし、同分野のカバー範囲が広がっている現状と、日本法人のエンジニアリング体制が充実してきたということで、今回、国内スタッフによるサポートが開始された。