米Red Hatは、現地時間25日、オープンソースのRDBMS『Red Hat Database』を発表した。「PostgreSQL 7.1」がベースとなっており、「Red Hat Linux 7.1」に最適化されている。Red Hatによると、主な特長は以下のとおり。
- 迅速なインストールを支援する「Red Hat Installer」
- 堅牢なトランザクションサポート
- 高度なロッキング機能
- SQL92、ODBC、JDBCのAPIに準拠
- 大型オブジェクト、ストラクチャタイプ、ユーザー定義抽象データタイプをサポート
- C/C++、PHP、Perl、Python、Tcl/Tk、Embedded SQL(in C)をサポート
- データのオンラインバックアップやリカバリ機能
価格は2295ドル。Webと電話によるインストールサポートに加え、「Red Hat Network」のサポートと製品のアップデートが12カ月間保証される。米Red Hatとしては、中規模エンタープライズ市場をターゲットに同製品を販売していくとのことだ。