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米トランスメタ、『TM5800』『TM5500』を米国で発表

2001年06月25日 22時25分更新

文● 編集部 佐々木千之

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米トランスメタ社は25日(米国時間)、14日に日本で先行発表した新型Crusoeプロセッサー『TM5800』『TM5500』を米国で発表した。近日中に発売するとしている。14日に行なわれた“Crusoe Cyber Seminar 2001”で、同社最高技術責任者のデビット・ディッツェル(David Ditzel)氏は、「26日にニューヨークで開催中の“PC Expo”で発表する」と述べていたが、1日早まった。

『TM5600』と『TM5800』
『TM5600』(左)と『TM5800』(右)

TM5800/5500は0.13μmプロセスで、台湾のTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)が製造する(従来は米IBM社が0.18μmで製造していた)。従来製品の『TM5600』などと比較して、性能が最大50%向上し、消費電力は最大20%低減するとしている。TM5800は512KB、TM5500は256KBの2次キャッシュメモリーを搭載し、TM5800は700/733/766/800MHz、TM5500は600/667/733MHzを用意する。TM5800は、2002年前半に1GHzバージョンを出荷する予定。

TM5800-800MHzの1000個ロット時の価格は198ドル(約2万4500円)、TM5500-667MHzの価格は85ドル(約1万500円)。

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