日本ヒューレット・パッカード(株)は25日、企業情報システムのネットワーク/システム管理製品群『hp OpenView』ファミリーにおいて、ネットワーク管理プラットフォームの最新版『hp OpenView network node manager 6.2』の販売と出荷を、7月1日に開始すると発表した。
『hp OpenView network node manager』は、TCP/IPネットワーク上に接続された各ノードの構成/障害/性能管理を行なうソフト。最新版では、Cisco Systems社製装置、スイッチ、ルーターなどの管理機能を強化した。
“CDP view”機能の追加により、Cisco Systems社製装置の構成情報を把握でき、ほぼすべてのネットワーク機器を一元管理できるようになった。“Port Labeling”機能では、ネットワーク機器がスイッチやルーターのどのポートに接続されているかを視覚的に表示する。“Node View”機能では、選択した種類のネットワーク機器だけをマップ表示できる。なお、“VLAN MIB”をサポートするネットワーク機器からのVLAN管理も可能になった。
対応OSは、HP-UX 11以降、Solaris 2.6以降、Windows NT 4.0/2000。価格は、UNIX版が118万8000円(250管理ノード)で、Windows NT/Windows 2000版が94万8000円(250管理ノード)。いずれも初年度サポートを含む。
