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IIJと豊通テレコム、トンネリング機能を搭載したIPv6対応のルーターを発表

2001年06月20日 16時11分更新

文● 編集部

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(株)インターネットイニシアティブと(株)豊通テレコムは19日、両社が開発/販売するルーター『SEIL T1』のIPv6対応を完了したと発表した。IPv6対応の新モデルの販売は、豊通テレコムを通じて7月2日に販売を開始する。価格は16万8000円。

『SEIL T1』
『SEIL T1』

同製品は、192kbps~1536kbpsのデジタル専用線に対応したWANインターフェースと、10BASE-TのLANインターフェースを搭載したルーター。IPv6のアドレス/フィルタリング/帯域制御などをIPv4と同様の操作画面で設定可能という。また、IPv6のダイナミックルーチング機能“RIPng”を装備し、他社製品との接続性も検証したとしている。さらに、IPv4/IPv6に対応したトンネリング機能を搭載。通信の機密を保持するための自動鍵交換プロトコル“IKE(Internet Key Exchange)”と、システム管理の安全性を確保する暗号ログインプロトコル“Secure Shell”を採用した。なお、現行モデルでも、同製品の専用ホームページからファームウェアをダウンロードすることで、IPv6の機能を利用できるとしている。

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