(株)アイ・オー・データ機器は18日、56kbpsモデム&デジタル携帯電話通信アダプターPCカード『PCMD-560/96P』、携帯/ドッチーモ対応USB通信ケーブル『USB-PDC2』、固定用マグネット付き8ポートスイッチングHub『ET-FSWH8-TP2』の3製品を発表した。
『PCMD-560/96P』 |
『PCMD-560/96P』は、V.90とK56flexに対応したPCカード(TypeII)タイプの56kbpsモデムと携帯電話通信アダプターのセット。携帯電話通信アダプターは9600bpsの通信が可能で、NTTドコモ、au、J-フォン、ツーカーのデジタル携帯電話に対応。これらの従来機種『PCMD-560/96E』の機能に加えて、ドッチーモの9600bpsデータ/FAX通信と、パケット通信サービス“DoPA”の28.8kbpsに対応した。動作電圧は3.3Vと5Vの両方に対応する。消費電流はPDC利用時が30mA、アナログモデム利用時が150mA。対応OSはWindows 2000/Me/98/98 SE/95/NT4.0/CE 2.0、Nac OS 7.6~9(漢字Talk7.5.1以降)。専用モジュラーケーブルと、デジタル携帯電話に接続する専用ケーブルが付属する。価格は3万2000円で、6月下旬に出荷予定。
『USB-PDC2』 |
『USB-PDC2』は、携帯電話とドッチーモ、パケット通信サービスにに対応したUSB接続の通信ケーブル。対応するデジタル携帯電話は、PDC方式の800MHzと1.5GHzタイプ(NTTドコモ/au/J-フォン/ツーカー)。ドッチーモはPIAFS(32kbps/64kbps)に対応する。電源はUSBからの供給で、消費電流は最大50mA。ケーブル長は約34cm。重量は約20g。対応OSは、Windows Me/98/98 SE/2000とMac OS 8.6/9.0/9.0.4/9.1。6月末に出荷の予定で、価格は4800円。
『ET-FSWH8-TP2』 |
『ET-FSWH8-TP2』は、10/100BASE-TXに対応した、8ポートのスイッチングHub。本体にマグネットが付属しており、スチール製デスクの側面などに固定できる。本体サイズは幅232×奥行き68×高さ36mm、重量は約475g。電源はAC100Vで、ACアダプターではなく直接コンセントに接続できる。価格は1万2000円。6月下旬に出荷の予定。