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富士ゼロックス、使用済みインクカートリッジの回収を開始

2001年06月15日 22時11分更新

文● 編集部

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富士ゼロックス(株)は14日、インクジェットプリンター用の使用済みインクカートリッジの回収を15日に開始すると発表した。販売店のレジカウンターに回収ボックスを設置する。当初は、東京、大阪、名古屋、広島、福岡などを中心とした約100店に設置し、順次、全国約1000店まで拡大するという。

回収ボックス回収ボックス(サイズは幅30×奥行き22×高さ50cm)

対象となるのは、JetWind 300C/JetWind 310C/JetWind 600C/JetWind 500C/JetWind 610C/JetWind E40/WorkCentre 450C/WorkCentre 1150J/WorkCentre 1151J/WorkCentre 1152J/WorkCentre 2150J/JetWind B70/JetWind B70N用のカートリッジ。回収したインクカートリッジは当初、専門の処理施設でサーマルリサイクルを行ない、その後、素材や原料に戻すマテリアルリサイクルへと移行し、資源の有効活用を図るとしている。

同社は併せて、米国報道として、米ゼロックス社が現地時間の14日付けで、インクジェットプリンターやパーソナルコピー機などの製品を扱うSOHO事業から撤退すると発表した。これは2000年10月に発表した業績回復策の一環として行なったもの。

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