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EPoXからKT266搭載マザー「EP-8KHA」が登場!今回も遊べる機能が満載

2001年06月15日 21時45分更新

文● 小板

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 Akiba2GO!の人気コラム「オーバークロック研究室」で、EPoX製のAMD-761搭載マザー「EP-8K7A」を紹介しているが、今度は同社からKT266を搭載した「EP-8KHA」が登場し、高速電脳とPCiN秋葉原が1万8800円で、コムサテライト3号店が1万8980円で販売を開始した。

EP-8KHA

 同社のAthlon/Duron用マザーは、KT133A搭載製品のころからオーバークロック機能を意識した作りで定評がある。今回のマザーも、その期待を裏切らないもので遊べる機能が満載となっている。まずFSB設定クロックは200MHzまで1MHz刻みで、CPU倍率も5.5倍から15倍までBIOS上で設定が可能だ。BIOSのバージョンアップで200MHzまで設定可能にする製品は多いが、初回でいきなり対応しているところは嬉しい配慮である。なお、マニュアルによるとVioはデフォルトに対して7通りに、Vcoreはデフォルトに対して9通りを選択できる(ショップのポップに書かれた値とは多少の食い違いが生じている)。



マニュアル

 ただし、同社によると「CPU倍率は15倍まで設定できるよるが、13倍以上の設定を行った場合には起動不可になる」としている。これはマザーボード側の仕様ではなく、CPU側の機能制限によるものだという。どちらにしてもオーバークロックは自己責任である。起動不能になったとしても保証対象にはならないので注意したい。



基板裏面

 また、同マザーの基板裏にはMOS-FETを3個搭載している。MOS-FETはATX電源から供給される+5VからPWM素子の信号に応じて適切なコア電圧に調節する役割を担っており、I/O電圧用やDDR電圧用にも使われるものだ。基板表を見てみると、CPU付近に3個のMOS-FETが搭載されており、裏面と合わると6個のMOSーFETを搭載していることになりそうだが、これがCPUコア電圧に関するものなのかDDRに関するものなのか詳細は不明だ。ちなみに、同社のAMD-761搭載マザーのEP-8K7Aも基板裏面に3個のMOS-FETを搭載しており、最近のEPoX製マザーにはよく見られる傾向のひとつとなっている。



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