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Gobile

Gobile

2001年06月20日 00時00分更新

文● 遠藤

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Gobile

ジャストシステム

9800円

ジャストシステムの「Gobile」は、503iシリーズ対応をひっさげて2001年3月23日に新登場した携帯メモリ編集ソフトだ。同梱のUSBケーブルは携帯電話とPC間のデータ交換は当然のことながら、PCからの電源供給による携帯電話の充電機能と、9600bpsのデータ通信が可能なモデムケーブルとしての機能をも併せ持つ。

1本3役のケーブルが嬉しい

Gobile付属ケーブル
これ1本で、USBのバスパワーによる充電のほか、モデムケーブルとして携帯電話経由の通信もできるので外出先でのモバイル作業にも便利。

 充電用、モデム用と2本のケーブルが個別のパッケージに同梱された製品は他社からも販売されているが、2つの機能を兼ね備えた製品はこれが初めて。ケーブル自体はリュウド(株)の製品だが、現在のところ同社からの単体販売は未定とのことだ。

503i以外の機種対応は……

 Gobileは“基本的に”206シリーズ以降のNTTドコモの端末を主体に対応した製品で、それら機種では拡張項目にも完全対応している。206以前のNTTドコモ端末やJ-PHONE、au端末でも一応利用は可能だが(機種設定で「標準標準(自動認識)」を選択)、電話帳の基本項目(拡張項目以外)の編集と、モデムや充電機能に限られる。

シンプルでわかりやすいメモリ編集機能

Gobileメイン画面
メイン画面で1名分のデータにつき、表示される電話番号は3件、メールアドレスは1件。それ以上の電話番号やメールアドレスは「詳細」ボタンをクリックして別ウィンドウで見られる。

Gobileサブ1
「詳細」ボタンをクリックした画面。ここで2つ目以降のメールアドレスや、アイコン情報、シークレットコードを設定する。
 メイン画面はわかりやすいインターフェイスで、最初に携帯電話の機種設定さえ行っておけば、あとはツールバーのボタンをクリックするだけのシンプルな操作でデータの読み込み、書き込みができる。画面構成は、右上に選択したデータの基本項目が、右下にデータ一覧が表示される。編集できるデータは、電話帳の基本項目、マルチダイヤル、電話番号アイコン、メールアドレスアイコン、シークレットコードで、「イルミネーション」など端末固有の特殊な項目には対応していない。
 便利な機能としては、メモリ番号の振り直しと一括変更、および“複数データのグループ番号とシークレット設定を一度に変更できる”ことが挙げられる。グループの管理では、あらかじめ用意されている全80種類のアイコンを使うと、一目でどのグループかを見分けられるのでぜひ使いこなしたい。



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