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QV-2900UX

QV-2900UX

2001年06月08日 22時52分更新

文● 行正

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QV-2900UX

カシオ計算機

オープンプライス

「QV-2900UX」は、211万画素CCDと回転式の光学8倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラだ。QV-2900UXはQV-2800UXの後継機種にあたるが、QV-2300UX(光学3倍)の後継機であるQV-2400UXが4倍ズームでないのと同様に9倍ズームになったわけではない。TIFF形式での記録やベストショット機能のシーン追加などが行われている。

マイナーチェンジで機能アップ

大きなレンズユニットが目を惹くフロントフェイス。

 QV-2900UXは、従来機QV-2800UXの後継機にあたり、211万画素CCDと回転式の光学8倍ズームレンズを搭載するなど基本仕様はほぼ共通だ。2800→2900への変更点は、「QV-2300UX」→「QV-2400UX」(いずれも光学3倍/211万画素)への変更点とほぼ同じで以下のとおり。



  • 「ベストショット」のシーン追加機能(ベストショット機能自体はQV-2300UX/2800UXにもある)
  • TIFF形式での画像記録
  • 再生中の画像を簡単に640×480ドットに(ファイルサイズも)縮小できるワンタッチリサイズ機能
  • 画像再生時に明度分布を表示する「ヒストグラム表示」
  • 「PRINT Image Matching」をサポート。
  • 別売りのケーブルで接続した携帯電話を使って画像データをメールに添付して送信
レンズ部の後部には外部フラッシュへの同期ケーブルのコネクタが用意されている。

 これらの新機能に関してはすでにQV-2400UXのレビュー記事で言及しているので、個々の解説は割愛させていただく。

本体上部にはビデオ出力やUSBインターフェイスが格納される。普段はレンズを上向きにしておくとカバンなどに入れやすい。
付属のレンズキャップには内側にクリップがモールドされており、取り外したときに胸ポケットやストラップにはさんでおける。ストラップなどのヒモを通す穴も付いているのだが、こういった工夫もうれしい。

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