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FPS、厚さ3.5cmの平面スピーカーと25Wの平面スピーカーシステムを発表

2001年06月08日 19時46分更新

文● 編集部

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(株)エフ・ピー・エスは8日、単体販売のホームシアター向け平面スピーカー『fs-10』と、総合出力25Wの平面スピーカーシステム『FPS-212ASW』/『FPS-212MSW』を発表した。販売開始時期と価格は、fs-10が6月中旬で3万6000円、FPS-212ASW/同MSWが10日でオープン(予想価格はASWが1万4500円前後、MSWが1万8000円前後)。全国の販売店のほか、同社のホームページを通じて販売を行なう。

『fs-10』『fs-10』

fs-10は、薄さ3.5cmの省スペース設計で壁掛け可能な平面スピーカー。5.1chのホームシアターシステムでスピーカーを増設したり、スピーカーのみのグレードアップを行なえるように、単体で販売しているという。定格入力は30Wで、最大入力は60W。本体サイズは幅142×奥行き125×高さ35mmで、本体重量は約3.5kg。壁掛けの際の固定用金具が付属する。一方、FPS-212ASW/同MSWは、2基の平面スピーカー、1基のサブウーハー、総合出力25Wのアンプ回路で構成されたスピーカーシステム。出力は、スピーカー部が5W×2、ウーハー部が15W。スピーカー部は、サイズが幅251×奥行き127×高さ62mmで、重量が約0.56kgであり、壁掛け可能。両製品はスピーカー部の仕様が異なり、同ASWがクリアーアクリル素材とクロームメッキ仕上げ端子を、同MSWが突板(つきいた)造りの木製素材と金メッキ端子を採用した。

『FPS-212ASW』
『FPS-212ASW』

3製品とも、平面スピーカーに同社独自開発の“マルチセルフラットパネルスピーカー技術”を採用。従来のスピーカーが、音声エネルギーが球状に拡散する“点”音源であるのに対し、同技術では扇状に拡散する“線”音源となっている。このため、音の減衰率が従来と比べ3分の1となり、到達性に優れ小音量でも鮮明に聞こえるという。

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