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【COMPUTEX TAIPEI 2001レポート】(その5)ALiもPentium 4用新チップ搭載マザーを公開

2001年06月08日 12時39分更新

文● Akiba2GO! 小板謙次

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VIAがPentium 4用(Socket423)のチップセット“Apollo P4X266”を出してきたことはすでにお伝えしたが、ALi(Acer Laboratories Inc)は同じくPentium 4用の新チップセット“M1671”を公開した。7日現在、ホームページには詳細スペックは公開されていないが、ブース内にはサンプルボードが展示されており、DDR SDRAMとSDRAMの両方をサポートするようだ。

ALiのP4新チップ
ALiのブースで展示されていたPentium 4用の新チップ“M1671(SouthBridgeはM1535D+)”搭載マザー。

ALiの担当者によると、同チップセットの採用予定メーカーのひとつにASUSTeKがあるとのこと。さっそくASUSTeKに聞いてみたが、予定には入っているが、搭載されるメモリソケットはDDR SDRAMになるだろうとのことだった。

また、今回のALiのボードで強調されていたのが、日立製のクロックジェネレータを採用したこと。ボードをよくみてみると、AGPスロット横に「HD151TS177」と「HD74CDCV851」があり日立のマークが入っている。ちなみに前者は通常のクロックジェネレータと同じ役割をするもので、200MHzまでをサポート。新チップのためにデザインされたものだという。後者は、DDR SDRAM用のものでスキューやジッタを抑えるためのジェネレータだ。

日立製のクロックジェネレータ
日立製のクロックジェネレータ「HD151TS177」(左)と「HD74CDCV851」(右)

展示されていたものは、あくまでリファレンスであり、この通りに作るかどうかはベンダーによるのだが、またユーザーの選択肢がまたひとつ増えそうだ。

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