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NTT-ME、IP/内線電話/LAN/WAN対応の光多重アクセス装置を発売

2001年06月07日 20時41分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは7日、海外のマルチメディアシステム製品を提供する“ME Global WAVE”として、米Avail Networks(アベイルネットワークス)社が開発製造する光統合小型多重アクセス装置『Frontera(フロンテラ)シリーズ』の販売を同日付けで開始すると発表した。

『Frontera 2600』
『Frontera 2600』

同シリーズは、複数のデジタル加入者回線(DSL)を収容し、音声・データなどの信号を多重化して光回線などへ出力する装置“DSLAM”、デジタル加入者回線上に音声・データ信号を上乗させる通信方式“VoDSL”機能、10/100MbpsのEthernet、IP機能、ATM機能を併せ持つ、中・小規模の事業所向けの多重化装置。東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)が提供する加入者光ファイバー網やATMサービスを利用して、広帯域で高品質な通信ネットワークを構築できるという。企業ネットワークで求められる内線電話通信や高品質な企業内イントラネットの構築も可能という。提供するモデルは『Frontera 2000/2600』と『Frontera 4000』。

『Frontera 2000/2600』は、19インチラックに搭載可能な1U(高さ4.5cm)の筐体内に、8~12ポートのSDSL/SHDSLポート、8ポートのPOSTポート、10M/100MbpsのEthernetポート、データ通信シリアルポート、光ファイバーインタフェースポートが用意されている。本体サイズは幅430×奥行き270×高さ45mmで、重量は5kg。消費電力は約60ワット。オプションで電源の二重化を提供する。価格は約150万~200万円(構成・オプションにより異なる)。

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