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コンパック、PCI-X採用のPentiun III Xeonサーバー『ProLiant DL760』を発表

2001年06月06日 22時43分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は6日、IAサーバー『Compaq ProLiant(プロライアント)サーバ』ファミリーのハイエンドモデルとして、次世代サーバー向けPCIバスの標準規格“PCI-X”を採用し、Pentium III Xeonを搭載した『ProLiant DL760』と『ProLiant ML750』の2機種を追加すると発表した。価格と出荷時期は、DL760が360万円からで6月中旬、ML750が408万円からで6月下旬。オプションとしてクラスター構成にするためのソフトウェアや、1Uサイズに格納できるキーボード付きラックマウント型TFT液晶ディスプレー、『Smartアレイ5300コントローラ』などを発表した。

『ProLiant DL760』
『ProLiant DL760』

『ProLiant DL760』は、ラックマウント型ProLiantサーバのハイエンドモデル。インテルと共同開発した8-wayアーキテクチャー“Pofusion(プロフュージョン)”と、次世代の業界標準I/Oバス規格“PCI-X”を採用したのが特徴。マザーボード上のROMによりセットアップを行なう“RBSU(ROM Based Setup Utility)”などの機能も搭載する。7U(約30cm)サイズの筐体に、Pentium III Xeon-700MHz(1MB/2MB)を最大8個搭載でき、標準で1GBまたは2GBのメモリー(最大16GB)を搭載する。PCI-Xバススロット×8、PCIバススロット×3を装備する。

既存の『ProLiant 8500』をPCI-XとRBSU対応にアップグレードする『PCI-X I/Oモジュール・アップグレード・キット』も提供する。

『ProLiant ML750』
『ProLiant ML750』

『ProLiant ML750』は、『ProLiant 8000』の後継機種で、エンタープライズアプリケーション向けのハイエンドモデル。14U(約60cm)サイズの筐体に、Pentium III Xeon-700MHzを最大8個、最大16GBのメモリーを搭載可能。PCIバススロット×11を装備し、Wide Ultra2 SCSI/Wide Ultra3 SCSIインターフェースを採用したホットプラグ対応HDDを21台内蔵できる。

クラスター用ソフトウェアは、7月下旬発売の『ProLiantクラスタ HA/F200』(27万6000円)など7製品。キーボード付きラックマウント型液晶ディスプレー『TFT5600ラックマウント型キーボード/モニタ』は、1024×768ドット表示の折り畳み式15インチ液晶ディスプレーと日本語キーボード、トラックボールを幅19インチ×高さ1Uの筐体に内蔵する。価格は25万円で6月下旬に出荷開始。『Smartアレイ5300コントローラ』の価格は30万円。6月下旬に出荷を開始する。

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