このThermaltakeの「A1092」、ぱっと見、RIMMのサーマルプレートの様である。しかしRIMMにはすでに付いているものなので新たに販売する必要はない。つまり、DIMM用のヒートシンクプレートなのである。
製品はメモリ用プレート2枚(メモリ1枚分)で1セットとなっており、熱伝導シールで本体を挟むように取り付け、その上からバネで固定するようになっている。その他、VGAメモリ用のヒートシンク2個がセットとなっている。
これを装着すると、メモリ単体ではまさしくRIMMそのものに見える。しかしマザーボードに差さった状態で見れば、C-RIMMがないこと、また環境によっては1枚だけしか差さっていないのに動作していることですぐにバレてしまうだろう。が、「なんちゃってRIMM」としてひと時の笑いは得られるかも知れない。
付属しているVGAメモリ用ヒートシンク |
ただ、Thermaltakeからはこれを装着した状態のDDRメモリも発売されているので、少なくともいくばくかの効果はあると思われる。気休め半分格好つけ半分で装着してみるのも良いかもしれない。
価格はコムサテライト3号店で1750円、高速電脳で1980円である。
【取材協力】