このページの本文へ

「Samba 2.0.9 日本語版 1.0」リリース!

2001年05月29日 15時38分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本Sambaユーザー会は28日、「Samba 2.0.9 日本語版 1.0」をリリースした。 Sambaは、UNIXマシンをWindowsのファイル/プリンタサーバとして機能させるソフトウエア。

オリジナルのSamba 2.0.9をベースに、Samba 2.0.7日本語版で実装されたSWAT(SambaのWebによる管理ツール)の国際化や、Windowsの日本語機種依存文字のサポートなどをそのまま実装している。

Samba 2.0.9日本語版独自の特徴としては以下のものが挙げられる。

  • smb.confの日本語テンプレートを同梱
  • smbclientコマンドでの日本語サポートの強化
  • HEX、CAPのオペレーションを支援するsmbchartoolの提供
  • 各種セキュリティホールの修正
  • O'Reilly「Using Samba」の完全邦訳版を同梱

今後は、Samba 2.0.7日本語版での不具合を修正した“1.1”のリリースに向けて開発を行なっていく。先月リリースされたオリジナルのSamba 2.2.0は、日本語環境で使用すると不具合が生じるため、日本Sambaユーザー会では、日本語版の開発の成果を元に、Samba 2.2.0の動作検証や改良作業を進めているという。

ダウンロードは、http://www.samba.gr.jp/download.htmlにあるミラーサイトより可能。主要OSのバイナリパッケージも近日中に提供される。

カテゴリートップへ