富士通(株)は28日、パソコン用ページプリンター“PrintiaLASER(プリンティアレーザ)シリーズ”の上位機種として、毎分22枚の印刷が可能なA3カラーレーザープリンター『XL-C7300』を発表した。同日付けで販売を開始し、6月1日に出荷を開始する。価格は49万8000円。
『XL-C7300』 |
『XL-C7300』は、トナー・ドラムを直列に並べたタンデム方式の新エンジン(600dpi)を搭載したことで、従来機種の4倍の高速印刷が可能なカラーレーザープリンター。独自のスムージング機能により1200×1200dpiで1670万色(256階調)に対応する。長尺用紙(297×900mm)の印刷や、“MP(Multi Purpose)カセット”により不定形サイズ/はがきサイズなどの印刷も可能。
搭載するプロセッサーは“Power PC”『MPC8240-200MHz』で32MBのメモリーを内蔵する(最大160MB)。インターフェースは、パラレル(IEEE1284)、USB、100BASE-TX/10BASE-Tを搭載。本体サイズは、幅632×奥行き682×高さ493mmで、重量は約79kg。対応OSは、Windows Me/98/95/2000/NT 4.0。
同社は併せて、A3モノクロプリンター『XL-4000』も発売した。インターフェースはパラレルとUSB。出荷開始は6月下旬で、価格は8万4800円。