ともかく右の写真を見ていただきたい。こんなものがアキバのパーツショップに並び始めた。実は、静音ケース「JC-2001SA“Silent Master”」で一躍話題になったジャパンバリューが販売するアルミ製PC用万能ステイ「PM-CAS」である。組み合わせ方によってドライブ類の位置などを自由自在に設定できるスグレものなのだ。
「PM-CAS」には横幅の違いによりL(155×320mm)・M(215×320mm)・S(300×320mm)の三種類のサイズがあり、「L」には6センチまたは8センチ角のケースファンが取り付けられる穴もあいており、組み立て用のSC-NUTが10個付属している。また販売は1枚単位なので、2枚の「CM-CAS」でドライブを挟むようにして縦に重ねて固定したい場合は、当然2つ購入しなければならない。
同時発売された「PM-CMBS」はケースなどでよく見かけるドロー式のマザーボード取り付けパネルを想像していただければ分かりやすいかも知れない。ただの1枚板というわけではなく、縁には曲げ加工が施されており強度的にも問題ない。拡張カードを固定するフレームも付いているので接触不良の危険性もなく、安心して「裸」のままで使用できる。
マザーとドライブを固定した構成例。「PM-CMBS」には |
「PM-CAS」にドライブ類を固定し、「PM-CMBS」にマザーボードを載せればフレーム形式のPCケースとなるというわけである。
確かにこういう形態なら、ドライブの固定は確実だし増設も思いのままだ。ケースをいちいち開けるのが面倒くさいと感じるオーバークロッカーなどには重宝されるかもしれない。
価格は以下の通りである。
価格 | ショップ |
---|---|
PM-CMBS | |
\4280 | クレバリー1号店 |
\4380 | OVERTOP |
\4650 | コムサテライト3号店 |
\4800 | 高速電脳 |
PM-CAS S | |
\1950 | コムサテライト3号店 |
\1980 | クレバリー1号店 |
\2280 | OVERTOP |
PM-CAS M | |
\2480 | クレバリー1号店 |
\2650 | コムサテライト3号店 |
\2980 | OVERTOP |
PM-CAS L | |
\3280 | クレバリー1号店 |
\3650 | コムサテライト3号店 |
\3780 | OVERTOP |
\3800 | OVERTOP |