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セガ、GAMECUBEへ正式参入!! ――『ファンタシースターオンライン』を投入

2001年05月18日 19時54分更新

文● 編集部 中西祥智

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(株)セガは18日、任天堂(株)が国内で9月14日に発売を予定している『NINTENDO GAMECUBE』向けのゲームソフト市場に、正式に参入することを発表した。

『ファンタシースターオンライン』GAMECUBE版タイトル画面
『ファンタシースターオンライン』GAMECUBE版タイトル画面

セガは3月21日より、任天堂の『GAMEBOY ADVANCE』向けにパズルゲーム『チューチューロケット』を提供しているが、任天堂の据え置き型家庭用ゲーム機にゲームを供給するのは、今回が初めてだ。かつては家庭用ゲーム機業界の2強、ライバルだった両社が、今後さらに接近することになる。

『NINTENDO GAMECUBE』1年前には、セガが『NINTENDO GAMECUBE』に参入するとは、誰も想像もしていなかったのでは・・・・・・

また、米国で開催中のE3(Electronic Entertainment Expo)で現地時間の17日、セガはGAMECUBEに加えてXbox、PS2、GAMEBOY ADVANCEに合計で約20タイトルのゲームを供給することを発表している。セガが1月31日に『Dreamcast』のハードから撤退して約3ヵ月、サードパーティーのゲームソフトベンダーとしての道を、本格的に歩み始めた。

ファンタシースターオンラインを投入

今回発表したゲームは、ネットワークゲーム『ファンタシースターオンライン(仮称)』、アクションゲーム『スーパーモンキーボール(仮称)』、サッカーゲーム『バーチャストライカー3 Ver2002(仮称)』の3タイトル。

『ファンタシースターオンライン』はDreamcast版が“日本ゲーム大賞”を受賞したネットワークRPG。4月30日現在のネットワーク会員登録者数は全世界で約26万人となっており、セガによると「パソコン用を含めたネットワークゲームの中で、世界でもトップクラス」の会員数だという。

GAMECUBE版では、オフライン時に画面を最大4分割しての4人同時プレイ機能が追加されるという。また、Dreamcast版と同じネットワークに接続できるかについては、技術上の問題は少ないが、セガでは「未定」だとしている。

炎を吐くドラゴン
炎を吐くドラゴン
この角度から見ると、結構迫力がある
この角度から見ると、結構迫力がある
画面に表示される情報は、このような感じ
画面に表示される情報は、このような感じ
これが4人同時プレイ用の4分割画面
これが4人同時プレイ用の4分割画面
これは森の中
これは森の中。建物の入り口での攻防戦といったところか
4分割画面
4分割画面。ただ、普通のテレビで細かいところまで見えるかどうか
雪景色の中のドラゴン
雪景色の中のドラゴン。吐く息が白い
4分割画面
4分割画面で見ると、ドラゴンを同時にさまざまな方向から見られる。3Dグラフィックスソフトのプレビューのようだ

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