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ソニー、バイオノートの夏モデルを発表、ソニースタイルには限定モデルも

2001年05月17日 15時04分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は17日、“バイオノート”シリーズの夏モデル新製品を一斉に発表した。

今回のバイオ夏モデルに共通するポイントは、デスクトップPC、ノートPCとも全機種“Windows XP Ready PC”(※1)であるということ。Windows XPが発売された後、夏モデルを対象にOS、各種ドライバー、バイオオリジナルアプリケーションソフトのアップグレードに対応するという。なおアップグレード方法の詳細に関しては後日発表するとしている。

※1 Windows XP Ready PC:Windows XPへ最もスムーズに移行できる環境を備えたパソコンとして、PCメーカー各社から発売されるPC製品のこと。Windows 2000 ProfessionalまたはWindows Meをプレインストールし、Designed for Windows 2000またはDesigned for Windows 2000/Meのロゴマークを取得、そして最低64MB以上のメモリーを搭載したPCが、Windows XP Ready PCの対象製品となる。Designed for Windows 2000、Designed for Windows 2000/Meのロゴマークとは、Windows 2000が快適に動作することがテストによって確認されたPCのみ取得できるもの

また、ハイエンドモデルのA4ノートPCシリーズ“バイオノートXR”はなくなり、高性能はハイエンドモデルについてはバイオノートFXの上位モデルが継承することになる。なお同社は、秋に向けて新コンセプトのNewマシンを計画中だとしている。

A4サイズのオールインワンPC“バイオノートFX”

“バイオノートFX”は、A4サイズノートPCのベーシックモデルシリーズ。『PCG-FX77G/BP』、『PCG-FX55G/BP』、『PCG-FX33G/BP』、『PCG-FX11G/BP』の4機種が用意されている。

バイオノートFX
バイオノートFX。オールインワンのA4サイズノートPCだ

FX77GとFX55G、およびFX33Gは、CD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを搭載している。FX77GとFX55Gのドライブは、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、CD-ROM/CD-R読み込み24倍速、CD-RW読み込み12倍速、DVD-ROM読み込み8倍速。FX33Gのドライブは、CD-R/RW書き込み4倍速、CD-ROM/CD-R読み込み24倍速、CD-RW読み込み5.7倍速、DVD-ROM読み込み6倍速となっている。またFX11Gは8倍速のDVD-ROMドライブを装備する。

FX77Gは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルPentium III-850MHzを採用し、30GBのHDD(Ultra-ATA/66)を搭載、15型SXGA+対応TFTカラー液晶ディスプレー(1400×1050ドット/6万5536色、1280×1024ドット/1677万色)を装備する。バッテリー駆動時間は標準バッテリー1個利用時で3~4時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ54.1mm、重量は3.2kg。

FX55Gは、CPUにインテルSpeedStepテクノロジー対応モバイルPentium III-750MHzを採用し、30GBのHDD(Ultra-ATA/66)を搭載、15型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。バッテリー駆動時間は標準バッテリー1個利用時で1.5~2.5時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ54.1mm、重量は3.1kg。

FX33Gは、CPUにインテルCeleron-700MHzを採用し、20GBのHDD(Ultra-ATA/66)を搭載、14.1型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。バッテリー駆動時間は標準バッテリー1個利用時で1.5~2.5時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ46.9mm、重量は2.8kg。

FX11Gは、CPUにモバイルAMD Duron-700MHzを採用し、20GBのHDD(Ultra-ATA/66)を搭載、14.1型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。バッテリー駆動時間は標準バッテリー1個利用時で1~2時間。本体サイズは幅324×奥行き265.5×高さ46.9mm、重量は2.9kg。

4機種とも、外部接続端子は、プリンター、シリアル、コンポジットビデオ出力、USB×2、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドフォン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)。PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッド。OSはWindows Meで、Office XP Personalをプレインストールする。

5月26日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は、FX77Gが28万円前後、FX55Gが26万円前後、FX33Gが23万円前後、FX11Gが19万円前後。

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