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NEC、入力補助ソフト『オペレートナビ EX』を発表

2001年05月14日 14時44分更新

文● 編集部 中西祥智

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日本電気(株)は14日、キーボード入力やマウス操作が困難な上肢障害者向けの入力補助ソフトウェア『オペレートナビ EX (Ver1.0)』を発表した。31日に販売を開始し、価格は5万9800円。

『オペレートナビ EX』
『オペレートナビ EX』

『オペレートナビ EX』は、画面上に表示したソフトウェアキーボードをテンキーや別売の外部スイッチで選択することで、文字入力やマウス操作といったWindowsの基本操作を行なえる。別売の外部スイッチには手や足で押すタイプ、息を吹きかけるタイプ、指に装着するタイプなどが市販されており、障害に応じて選択できる。

同製品には音声読み上げ機能が搭載されており、ワープロソフト、ウェブブラウザーあるいはメールソフトなどで表示した文章や、アプリケーションのメニュー項目名などを合成音声で読み上げる。読み上げる文章を画面下部に拡大表示したり、リンクを強調表示したりといったことも可能。

また、メニューやダイアログに色をつけて強調表示したり、マウス操作が必要なアプリケーションにおいて、マウスカーソルを直接ジャンプさせる場所を10ヵ所まで指定できるという。

外部スイッチへは、USBまたはRS-232Cでパソコンに接続したテクノツール(株)の『オペレートナビ用スイッチコネクタ』を経由して行なう。NECが動作を確認しているのは、パシフィックサプライ(株)や日本デンヨー(株)製のON・OFFスイッチ。

対応OSはWindows98/98 SE/Me/2000、対応する日本語変換ソフトはMicrosoft IME 98/2000およびATOK 10~14となっている。

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