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ついにアルミ製電源を搭載した“フル”アルミPCケースが2社から登場

2001年05月12日 19時37分更新

文● 小磯

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 PCケースのアルミ化は行き着くところまで行ってしまったというところなのだろうか、ついにアルミで覆われた電源を搭載する、文字どおり“フル”アルミのPCケースが登場した。メッツの「Mac-202AL」とユーエーシーの「UACC-4680AL」の販売がアキバで始まっている。

アルミ電源ユニット
SKYHAWK製のアルミ電源ユニット

 どちらもベースとなっているケースはSKYHAWK製品。このケースのOEM先としてはすでにテクノバード製「ATX-4305+CAG」やシーティーエス製「CS-A4387LX」「CS-A4387」が登場しており、共通の仕様についてはこれらの紹介記事を参照してほしいが、今回登場した2製品も先行する他社製品と基本的には似た仕様になっている。SKYHAWKは国内各メーカーごとにフェイス/内部オプションが微妙に、しかし確実に異なる製品をOEM供給しており、今回のMac-202ALとUACC-4680ALはその中ではじめてアルミ製電源を搭載したケースとなった。



SH300WA8H
UACC-4680ALに搭載の300W電源「SH300WA8H」

 電源はともにSKYHAWK製のATX2.03対応製品で、Pentium 4/Athlonの両方をサポートするものだが、容量はMac-202ALが330W、UACC-4680ALが300Wと微妙に異なっている。気になる“アルミ電源”の重量だが、電源ユニットの駆動部分、ならびにATX電源ケーブルの重さはどうしようもないため、アルミ製の電源自体の軽さを体感するのはなかなか難しい。しかしケース全体を持ってみると確かにスチール製電源を用いたものより軽い印象を受ける。



Mac-202AL
「Mac-202AL」

 Mac-202ALの拡張ベイは5インチ×4、3.5インチ×2、シャドウ×1。エアダクト部とスタビライザー部に空調用のファンを搭載する。ケース前面にはCS-A4387LXと同じくステレオスピーカを内蔵する、ユニークなつくりだ。価格はOVERTOPで1万9800円。カラーはシルバーとアイボリーの2色がある。



UACC-4680AL
「UACC-4680AL」

 UACC-4680ALは拡張ベイは5インチ×4、3.5インチ×2、シャドウ×4と豊富なのが特徴だ。エアダクト部、スタビライザー、ケース前面に空調用のファンを搭載する。価格はOVERTOPで2万800円、コムサテライト3号店で2万3800円、クレバリー3号店で2万4800円。ただし、OVERTOPに入荷しているものだけは、スタビライザー部にファンを装備していない。



UACC-4680ALの比較
コムサテライト3号店とクレバリー3号店に入荷していたもの(左)と、OVERTOPに入荷していたもの(右)。型番は同じなのに…
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