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イトーキ、電磁波シールド性能を持つパーティションを発売

2001年05月08日 22時32分更新

文● 編集部

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(株)イトーキは、電磁波シールド性能を持つスチールパーティション『EMウォール30』(エムウォール30)を清水建設(株)と共同で開発し、8日に発売すると発表した。

『EMウォール30』
『EMウォール30』

『EMウォール30』は、25MHz~3GHzの周波数帯で30dBの電磁波シールド性能を持ち、電磁波の強度を約32分の1に減衰できるパーティション。パネルの表面材にはメラミン焼付塗装仕上げの鋼板を使用し、パネル芯材には石膏ボード、ガラスには電磁波シールド合わせガラスを使用する。パネル工法により廃材を少なくできるため、テナント工事や内装の改修、間仕切りの変更工事などの改修工事に適しているという。価格は、1平方メートル当たり3万1500円から(前面スチールパネルの場合)。

主な用途は、外部からの強力な電磁的ノイズによるコンピューターやサーバーなどの誤動作の防止のほか、コンピューターのCRTディスプレーなどから漏れる微弱な電磁波などによる情報の漏洩防止、会議室でのワイヤレスマイクの混信防止、事業所用PHSの輻輳防止など。同社では、一般的なオフィスビルを電磁シールドビルに変えることができるとしており、初年度1億円の販売が目標。

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