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吉田産業、デジタルカメラ用アクセサリーレンズを発表

2001年05月07日 21時21分更新

文● 編集部

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吉田産業(株)は7日、キヤノン(株)製のデジタルカメラ『PowerShot Pro90IS』専用ワイドレンズ『CRW-6690』と専用アダプターリング『RA5258』、デジタルカメラ用マクロ接写レンズ『DCR-150』および『DCR-250』を“raynox”ブランドから発表した。『CRW-6690』と『RA5258』は21日に、『DCR-150』と『DCR-250』は6月15日に発売する。

『CRW-6690』『CRW-6690』を装着した『PowerShot Pro90IS』

『CRW-6690』は、対角0.66倍のワイドコンバージョンレンズ。『PowerShot Pro90IS』専用で、35mmフィルムに換算して24mm相当の広角撮影が可能になる。また、同社では樽型のゆがみも相当おさえられたとしている。ただし、実用可能なのはカメラズームで半分くらいまでで、ズームを最大にすると、中央部以外でのゆがみなどが目立つようになるという。

カメラ単体での最広角ショット
カメラ単体での最広角ショット
『CRW-6690』使用
『CRW-6690』使用

レンズ構成は3群3枚、フロントフィルターの直径は72mmで、取り付けネジ直径は58mm。本体サイズは外径77mm、長さ40mm、重さは180g。価格は2万円となっている。

『DCR-150』『DCR-150』を装着した『PowerShot Pro90IS』

『DCR-150』と『DCR-250』は、どちらもレンズ構成が2群3枚の接写レンズ。カメラの最大ズームで『DCR-150』は160mm離れた距離から横幅20mmの被写体を、『DCR-250』は100mm離れた距離から横幅12mmを、それぞれ画面一杯に撮影することができる。カメラによって違うが、『PowerShot Pro90IS』の場合では、『DCR-150』は6.2倍、『DCR-250』は10.3倍の撮影が可能だという。

『PowerShot Pro90IS』内蔵のマクロモード
『PowerShot Pro90IS』内蔵のマクロモード
『DCR-150』使用
『DCR-150』使用
『DCR-250』使用
『DCR-250』使用

両製品ともレンズ部分とアダプター部分で構成されており、フィルターの直径が52mmから67mmのカメラには直接取り付けることが可能。それ以外のサイズのカメラには、レンズホルダーかアダプターが必要になる。なお、『PowerShot Pro90IS』には直接取り付けられる。フロントフィルターの直径は49mmで取り付けネジ直径は43mm、本体サイズは幅が最大53mmで厚さは18mm、重さは『DCR-150』が50gで『DCR-250』が60g。価格は『DCR-150』が6500円、『DCR-250』が7500円となっている。

『RA5258』『RA5258』

『RA5258』は、『PowerShot Pro90IS』に取り付けネジ直径が52mmのレンズを取り付けるためのアダプターリング。カメラ側の取り付けネジ直径は58mmで、厚さは4mm。価格は2000円。『RA5258』を使用することで、同社の0.77倍ワイドレンズ『DCR-770』や1.8倍望遠レンズ『DCR-1800』を『PowerShot Pro90IS』で使用できるようになる。

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