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GA-8TX-C/GA-6RX-1/GA-7VTX/Beyond2000/ST6-RAID/ST6/VH6T/Siluro

GA-8TX-C/GA-6RX-1/GA-7VTX/Beyond2000/ST6-RAID/ST6/VH6T/Siluro

2001年05月01日 15時56分更新

文● 佐久間

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 (株)バーテックスリンクは、台湾GigabyteおよびAbitの製造したマザーボード6製品+ベアボーンキット1製品、およびGeForce2 MX 200/400を搭載したビデオカード「Siluroシリーズ」の4製品を順次発売する。

GA-8TX-C
Gigabyte製のPentium 4対応マザーボード「GA-8TX-C」。Pentium 4がいっせいに値下げされた直後で、タイミングの良い登場だ。4月27日より出荷中。

 Gigabyteの「GA-8TX-C」は、Intel850チップセットを採用したPentium 4用ATXマザーボード。2000年12月に発売された「GA-8TX」の低価格版にあたる。GA-8TXとの違いは、AGP Proスロットではなく通常のAGPスロットを搭載、Dual BIOSを省略、サウンド機能を別チップのクリエイティブ「CT5880」からチップセット内蔵のAC'97機能に変更、など。



GA-6RX-1
DDR SDRAMに対応したPentiumIII/Celeron対応マザーボード「GA-6RX-1」。チップセットにはApollo Pro266を採用する。4月27日より出荷中。

 同じくGigabyte製の「GA-6RX-1」はFC-PGA版PentiumIII/Celeron用のDDR SDRAM対応ATXマザーボードで、チップセットにVIA「Apollo Pro266」を搭載する。2001年2月に同社が発売した「GA-6RX」の低価格版にあたる製品で、RAID機能とDual BIOSを省略、サウンド機能とCT5880からチップセット内蔵のAC'97に変更している。



GA-7VTX
KT266チップセットを採用したAthlon/Duron対応の最新マザーボード「GA-7VTX」。5月2日より出荷開始予定。

 「GA-7VTX」は、VIAのAthlon/Duron用チップセット「KT266」(VT8336+VT8233)を採用したSoketA対応ATXマザーボード。FSBは95MHz~166.6MHzまで、CPUの内部倍率は自動設定のほか5~12.5倍まで0.5倍刻みで設定可能。拡張スロットはAGP Pro×1、PCI×5、AMR×1で、メモリスロットは184ピンのDDR DIMM(PC1600/PC2100対応)×3、最大3GBまで搭載可能。サウンドチップにクリエイティブの「CT5880」を搭載し、4chオーディオ機能を実現する。



Beyond2000
日本限定販売モデルのベアボーンキット「Beyond2000」。Intel815Eチップセット搭載のマザーボード「GA-6OMM7E」を採用、ケースと電源ユニットがセットになっている。あとは、CPU、メモリ、HDD(およびOSなどソフト)を追加購入するだけで自作PCが完成する。4月27日より出荷中。

 「Beyond2000」は、マザーボードとケース、電源ユニット、FDD、キーボード&マウスをセットにしたPentiumIII/Celeron対応のベアボーンキット。マザーボードはIntel815Eを搭載するGigabyte製「GA-6OMM7E」で、拡張スロットはAGP×1、PCI×3、CNR×1というMicroATXフォームファクタ。クリエイティブのサウンドチップ「CT5880」をオンボードに搭載している。ケースは5インチ×1、3.5インチ×3(うち1つはFDDが使用済み)のドライブベイを持ち、電源容量は150W(サービスコンセント付き)。本体サイズは現在確認中。



ST6-RAID
Intel815EP B-Step搭載のPentiumIII/Celeron対応マザーボード。将来登場するといわれる新PentiumIII(コードネーム「Tualatin」、0.13μmプロセス、1.2V動作)にも対応する。出荷開始時期は「ST6-RAID(写真)」が5月中旬、RAID機能を省いた低価格版「ST6」は5月下旬の予定。

 Abit製のPentiumIII/Celeron対応ATXマザーボード「ST6-RAID」と「ST6」は、チップセットにIntel815EP B-Stepを採用し、近く登場するといわれる0.13μmプロセス、1.2V動作の新型PentiumIII(コードネームTualatin)にも対応する。チップセットが新しくなったほかは、2001年1月に発売された「SA6R-EP」「SA6-EP」と機能的に共通(メモリスロットのみ4本から3本に変更)。ST6-RAIDはHigh PointのUltraATA/100対応IDE RAIDコントローラチップ「HPT370」を搭載、最大4台のIDE HDDでRAID環境を実現可能。ST6はRAID機能を省略した低価格モデルで、どちらも拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1を装備する。コア電圧は1.05~1.825Vまで0.025V刻み、FSBは50~250MHzまで1MHz刻み、CPU倍率は2.0~12.0倍までが0.5倍刻み、12~16倍が1倍刻みで設定可能。



VH6T
Abit独自開発のCPU判別および電圧調整機能を搭載することにより、Apollo Pro133Aチップセットながら新型PentiumIII(Tualatin)にも対応する「VH6T」。5月1日より出荷開始。

 「VH6T」は、Apollo Pro133Aチップセットを採用し、Abitが独自開発したCPU判別および電圧調整機能により新型PentiumIII(Tualatin)にも対応するPentiumIII/Celeron対応ATXマザーボード。Tualatin対応以外は、同社が2001年1月に発売した「VH6-II」と機能的に共通。コア電圧は1.05~1.825Vまで0.025V刻み、FSBは66~200MHzまで34通りの基本設定と1~134MHz(1MHz刻み)の追加設定が可能。



SiluroT400
Nvidiaの普及価格帯向けビデオチップ「GeForce2 MX 400」を搭載し、TV出力機能を装備した「Siluro T400」。TV出力を省略した「Siluro MX400」、GeForce2 MX 200を採用した「Siluro T200」「Siluro MX200」もラインナップされている。出荷開始は5月2日予定。

 ビデオカードの新ブランド「Siluroシリーズ」には、Nvidiaの普及価格帯向けビデオチップ「GeForce2 MX 400」「同 200」を採用した4モデルがラインナップされている。GeForce2 MX 400(コアクロック200MHz)を搭載した上位モデル「Siluro T400」「同 MX400」は、どちらもビデオメモリにSDRAM 64MB(166MHz)を搭載。T400はTV出力機能を装備している。低価格な「Siluro T200」「同 MX200」は、コアクロック175MHzのGeForce2 MX 200と32MB SDRAM(166MHz駆動)を搭載。こちらもT200はTV出力機能を装備する。

 価格はすべてオープンプライスで、予想実売価格は表のとおり。


各製品の予想実売価格一覧
製品名 予想実売価格
Gigabyte製マザーボード&ベアボーンキット
GA-8TX-C 2万9000円前後
GA-6RX-1 2万1000円前後
GA-7VTX 2万8000円前後
Beyond2000 2万4000円前後
Abit製マザーボード
ST6-RAID 2万円前後
ST6 1万7000円前後
VH6T 1万5000円前後
GeForce2 MX 400/200搭載ビデオカード
Siluro T400 1万5500円前後
Siluro MX400 1万4000円前後
Siluro T200 1万500円前後
Siluro MX200 9500円前後

(株)バーテックスリンク
問い合わせ先 PCプラットフォーム製品主管部 03-5259-5129

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