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CAMEDIA C-1

CAMEDIA C-1

2001年04月25日 22時14分更新

文● 周防克弥

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CAMEDIA C-1

オリンパス光学工業

3万8000円

オリンパスの「CAMEDIA C-1」は、単焦点レンズを搭載するポケットサイズの130万画素デジタルカメラだ。操作、フォルムともにシンプルで、デジタルカメラの入門機として、普段から持ち歩くスナップ用カメラとしてお勧めできる。

これはまさにシンプル・イズ・ベスト

 オリンパスの「CAMEDIA C-1」は、130万画素、単焦点レンズの簡単軽量小型モデル。すっきりしたデザインで、余計なものはいっさい付いていない。上面はシャッターボタンのみで、背面にも液晶モニタのほかにスイッチが2つと十字ボタンがあるだけだ。

シンプル極まりない上面部。液晶表示などがないのは少々さみしい。レンズバリアは開いた状態にある。

 カメラの状態や設定は、すべて液晶モニタに表示される。光学ファインダでの撮影を前提に設計されているのか、電源を入れただけの状態では液晶モニタが点灯しない。そのままでは撮影モードや解像度などの情報がわからず、結局は液晶を点灯することになりがちなので、上面に設定状態表示用の液晶くらいは欲しかった。



伝統のレンズバリア式スイッチ

タマゴ型のレンズバリアをスライドさせれば電源が入るというシンプルかつ実用的な設計。レンズバリアを閉じたときは凹凸も少なく、ポケットからもさっと出しやすい。

 レンズバリアがメインスイッチを兼ねていて、カバーを開くと電源が入るのは従来からの「Cシリーズ」の特徴だ。レンズカバーを開けてから撮影可能になるまでの時間は約2秒という短さで、シャッターチャンスを逃すことは少ないだろう。撮影間隔も約1秒と比較的短く、連続シャッターのモードが用意されているので、普段からセットしておけば撮影間隔でストレスを感じることはない。撮影済み画像の再生は、レンズバリアを閉じ、背面の液晶表示ボタンを押すだけだ。中心部を2倍に拡大表示する機能や、サムネイルの一覧表示機能も持っている。



同社のデジタルカメラの多くは液晶の右側にカーソルキーを配置して右手だけで操作できるようになっているが、C-1では左側となった。


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