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インフォテリアがLinux対応のRosettaNet用サーバを出荷

2001年04月19日 22時30分更新

文● 吉川

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インフォテリア(株)は、RosettaNetに対応したBtoBサーバ「Asteria for RosettaNet」のLinux版を5月29日より出荷すると発表した。

RosettaNetは、電子部品/情報機器市場向けの、XMLをベースとしたBtoBフレームワークと策定組織。RosettaNetの国内団体としては、「ロゼッタネットジャパン」がある。団体としてのRosettaNetは、受発注情報、在庫情報やカタログデータ、マーケティング情報といった企業間取り引きのプロセスを、電子的に行なうことを目的とした規約を策定。RosettaNetのフレームワークは、この規約に則りXMLなどにより実装される。

今回のAsteria for RosettaNetは、インフォテリアのBtoBサーバ「Asteria」に、RosettaNet用のプロトコルを組み込んだもの。Asteriaは従来の社内システムのデータと、XMLベースの企業間取り引き環境との継ぎ目となって働く製品。「ビジネスプラグイン」を追加することにより、さまざまなプロトコル/フレームワークに対応できる。今回のRosettNet対応も、この「ビジネスプラグイン」の仕組みによって実現した。

「Asteria for RosettaNet」は、すでにSolaris対応製品が出荷されていたが、このたびLinux対応製品も出荷されることになった。価格は2400万円。

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