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人気のIDE RAIDカード“FastTrak”に新製品

2001年04月13日 00時00分更新

文● Jo_Kubota

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FastTrak100 TX2

 Promise(Promise Technology)の“FastTrak”と言えばコンシューマ向けIDE RAIDカードの代名詞的存在。そのFastTarkの新モデルが「FastTrak100 TX2」だ。同製品はUltraATA/100に対応し、RAIDレベル0/1/0+1に対応するのは従来と同じだが、66MHz PCIバスに対応している。バス幅は従来と同じ32bitだが、32bit/66MHzに対応するPCIバスに差せば66MHz動作をするという。



FastTrak100 TX2
「FastTrak100 TX2」

 現在のところ32bit/66MHzのPCIバスを持つマザーボードはコンシューマ向けには出回っておらず、このカードをフルパフォーマンスで利用するなら64bit/66MHzに対応するマザーボードで使う以外にないだろう。写真を見てもらえば分かるように、カードは3.3V PCIバス対応となっている。もちろん従来の32bit/33MHzPCIに差しても利用はできるが、当然この場合は33MHz動作となる。
 66MHz動作時の転送レートは200MB/secと記述されているが、これはUltraATA/100×2=200MB/secという意味のようだ。



FastTrak100 LP
「FastTrak100 LP」

 なお、同時に「FastTrak100 LP」「Ultra100 TX2」という製品も販売が始まっている。FastTrak100 LPはFastTrak100 TX2と全く同じ機能を持ちながら、Low Profile PCIに対応した製品。また、Ultra100 TX2は従来製品「Ultra100」を32bit/66MHzのPCIバスに対応させた製品となっている。



Ultra100 TX2のポップ

 価格はFastTrak100 TX2とFastTrak100 LPが1万7800円、Ultra100 TX2が6800円(いずれもUSER'S SIDE本店)。やや高価だが、64bit/66MHz PCIバスを余らせて、どうしても埋めてみたい、なんて人には気になる製品かもしれない。また、チップも変わったFastTrakの新製品として気になる人も少なくないだろう。



RAIDコントローラ
FastTrak100 TX2のIDE RAIDコントローラ“PDC20270”
【取材協力】

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