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銀翼

銀翼

2001年04月12日 16時44分更新

文● 行正

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 (株)アクアシステムは、実写衛星写真データを用いた民間旅客機フライトシミュレータ「銀翼(ぎんよく)」を発表、6月8日より発売する。

高度数値地図から起こした3D地形に衛星写真を貼り込んだマップは日本全土をカバーし、美しい景観を提供する。

 銀翼は、新開発のフライトシミュレータ・エンジンを採用した民間旅客機フライトシム。動翼や推力による機体の反応や3D表現を見直し、リアルな挙動と自然な表示を可能としている。地上の景観に関しては、高度数値地図から生成した3D地形図に衛星写真を貼り込んだデジタルマップを用いており、日本全土を収録。また、データのアドオンを可能としたことで、標準で収録する機体はボーイングB777-200のみだが、今後アドオンにより使用機体を増やすことが予定されている。



主要空港は精密は実地取材による精密な構造/建築物の再現を行っている。

 このほか、収録した全39空港中、羽田空港/関西国際空港/福岡空港の3空港では航空写真を用いた精密な空港の再現を行い、送迎タラップから滑走路までのプッシュバックを再現(バックできない飛行機)、日本における地域別の雲と風の分布パターンをデータベースとして持ち、高度別に3階層の気象状況をパターンに添いつつランダムに発生させているなど、細かなシミュレートを行っている。観光案内機能を搭載し、主要なポイントを通過する際にその解説を表示するといった機能も装備する。



コクピットビューは3Dバーチャル化し、左右だけでなく前後上下に自由な視点の移動を可能とし、着陸時に手前に寄って前方の視界を確保することもできる。また、客席の乗客ビューも3Dバーチャル表示が可能。

 対応OSは、Windows 98 SE日本語版+DirectX7a以降、Windows Me/2000。ビデオカードはDirect3DHAL対応でビデオメモリ16MB以上の搭載が必要、サウンドはDirectSound対応が必須。フォースフィードバックにも対応する。メディアはCD-ROM2枚組で提供される。
 価格は8800円。

(株)アクアシステム
問い合わせ先 096-379-5418

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