総務省の認可法人である通信・放送機構は2日、情報通信分野の新規事業創出の一環として、“情報通信ベンチャー支援センター”を2日に開設したと発表した。
同センターは、情報通信分野のベンチャー企業の経営面に注力した支援を行なう。対象は情報通信ベンチャー企業とこれから創業を目指す個人。ホームページを開設し、経営に必要な情報を提供するとともに、情報通信ベンチャー企業の創業・経営に関する専門家が経営相談・指導などを無料で行なう。
ホームページでは、4つのコーナーを用意し、今後も拡充していく予定。創業・経営情報コーナーでは、電子メールによるベンチャー支援ニュースの配信、専門家による会社設立・登記などの手続きの解説、専門用語の解説、経営自己診断、創業・経営リンク集、資金面の支援情報リンク集を提供する。技術・知的財産権コーナーでは、情報通信関連技術情報集、知的所有権制度の概要、ソフトウェア著作権関連判例集を提供する。経営相談コーナーではウェブ経由で専門家への経営相談、回答者の紹介、FAQを提供する。成功ベンチャー企業やベンチャーキャピタリストの紹介、上手な失敗の仕方、弁護士の選び方などをの連載コーナーも用意する。
