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ソニックブルー、音声録音に対応した『Rio 800 128MB』を発売

2001年03月22日 20時53分更新

文● 編集部

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米ソニックブルー社の日本法人である(株)ソニックブルーは22日、デジタルオーディオプレーヤー『Rio 800 128MB』を4月上旬から全国のパソコンショップ、家電量販店、インターネット販売サイトで、日米同時に販売すると発表した。価格はオープンで、市場推定価格は3万6800円。

『Rio 800 128MB』『Rio 800 128MB』

『Rio 800』は、『Rio 600』の上位機種で、ビジネスマンやハイエンドユーザーを対象としたもの。128MBのメモリーを内蔵し、WMA(Windows Media Audio)方式で最大約4時間の音楽記録が可能なほか、最大2時間の音声録音が可能。再生はWMA方式とMP3方式に対応し、音楽データのダウンロード用にUSBポートを装備する。専用の充電池を使用し、2.5時間の充電で約10時間の音楽再生が可能。バックライト付きの128×32ドットの液晶ディスプレーを搭載し、専用のリモートコントローラーを付属する。サイズは幅60×奥行き95×高さ24mmで、重量は約110g(電池を含む)。対応OSはWindows 98/Me/2000とMac OS 8.6以降。音楽データ管理ソフトとして、米RioPort社製の『Rio Audio Manager Ver.3.4』Windows版と米Casady&Green社製の『SoundJam MP』Macintosh版が付属する。MacintoshでのWMAの使用については今後対応する予定。

オプションとして、Rio 600用の32MB/64MBバックパック(オープン価格、推定小売価格は1万1000円/1万9800円)を使用でき、最大192MBに拡張すると、WMA方式で約6時間の音楽記録が可能となる。自動車のカセットデッキでの使用を可能にするカーステレオカセットアダプター(オープン価格、推定小売価格は2500円)やトラベルケース(オープン価格、推定小売価格は2800円)もRio 800に使用できる。

また、同社が併せて発表した報道資料によると、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)が提供するコンテンツ配信プラットフォームサービス“Arcstar MUSIC”のWindows Media Technologies(WMT)方式が、デジタルオーディオプレーヤーへの楽曲配信サービスに対応したと発表した。これにより、3月1日からArcstar MUSICを通じて音楽配信しているレコード会社のWMT方式の音楽データが、WMA方式対応のRioファミリーで再生可能となった。ダウンロードした音楽データを『Windows Media Player 7』からデジタルオーディオプレーヤーに著作権を保護した形でダイレクトに転送できる。対応製品はRio 600、Rio 800 128MB、『NIKE PSA Play 120』、『NIKE PSA Play 60』の4製品。対応するレコード会社は、(株)徳間ジャパンコミュニケーションズ、(株)BMGファンハウス、(株)ポニーキャニオン、日本クラウン(株)、(株)バップ、(有)セーニャ・アンド・カンパニーなど9社。

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