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ロジテック、V.92対応予定のPCカードモデムを発売

2001年03月22日 15時26分更新

文● 編集部

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ロジテック(株)は22日、PCカードスロットで使用可能な、56kbps通信に対応した『DATA/FAXモデムカード』(LPM-FM560E)を3月中旬に発売すると発表した。すでに出荷を開始しており、価格は9800円。

『DATA/FAXモデムカード』と付属するコネクター
『DATA/FAXモデムカード』(LPM-FM560E)

LPM-FM560Eは、PCMCIA 2.1/JEIDA Ver4.2に準拠したType IIのPCカード。V.90およびK56flexに対応し、受信時56kbps/送信時33.6kbpsのデータ通信が可能。V.90とK56flexの切り換えは、相手先にあわせて自動的に行なわれる。フラッシュROMを搭載しており、規格化が進んでいる“ITU-T V.92”へのバージョンアップにもダウンロードサービスなどで対応する予定。電話回線との接続には、付属の専用ケーブル(約1.8m)を使用してモジュラーコンセントと直接接続できるほか、中継用コネクターも付属する。対応OSはWindows Me/98/95/2000 Professional/NT 4.0およびWindows Powered Handheld PC 2000、Windows CE Handheld PC Professional Edition version 3.0、Windows CE 1.01/2.0、Mac OS 8.6~9.1のいずれも日本語版。

なお、V.92でサポートされる予定の機能は、V.90でのダイヤルからプロバイダーへの接続時間を10秒以内にする“Quick Connect”、キャッチホンサービスをサポートする“Modem On Hold”、V.90の送信時のデータ通信速度を48kbpsに高速化する“PCM Upstream”の3機能。

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