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PLAY3DPC/CDRWD-i1210J/USB/PCSD-16MS

PLAY3DPC/CDRWD-i1210J/USB/PCSD-16MS

2001年03月19日 17時32分更新

文● 佐久間

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 (株)アイ・オー・データ機器は、デジタルカメラで撮影した画像を立体画像に変換、表示するソフトと、立体視に必要な周辺機器をセットにした立体視画像鑑賞キット「デジカメで立体写真つくろ。PLAY3DPC」を発売、4月上旬より出荷を開始する。同時に、USB接続のCD-RW&DVDコンボドライブ「CDRWD-i1210J/USB」、16MBのSDメモリカード「PCSD-16MS」も発表。CDRWD-i1210J/USBは3月下旬、PCSD-16MSは3月末に出荷を開始する。

PLAY3DPC
「PLAY3DPC」で作成できる立体画像の方式は、液晶シャッター式、赤青メガネ式、裸眼立体視の3タイプ。同様の製品はすでに存在するが、デジタルカメラで撮影した画像やDirect3Dアプリの画像を立体視するという明快なコンセプトと、多様な方式に1パッケージで対応することにより幅広いユーザーに訴えかける。
PLAY3DPC
セット内容は、液晶シャッターメガネ×2、赤青メガネ×1、メガネに合わせて表示切替を行うRGB出力アダプタ、USB給電用ケーブル、およびソフト(CD-ROM2枚組)となる。

 PLAY3DPCには、立体視画像エディタ「デジカメ3Dエディタ」、立体視画像サムネイルビューア「3Dイメージエクスプローラ」、フォトレタッチソフト「PIXIA」、Direct3Dゲーム用立体視ユーティリティ「VRCaddy Me」の4つのソフトが収録されている。デジカメ3Dエディタは、デジタルカメラなどの静止画像(BMP、DIB、JPEG、TIFF、PNG)を読み込み、左右の目で見た視差を演算処理してずらした2枚の画像を作成するもの。作成できる立体画像の方式は、左右の視差に合わせた画像を交互に表示してメガネで左右片方ずつ見せる“液晶シャッター式”、右眼用に青、左眼用に赤の画像を合成表示して赤青のフィルム越しに見る“赤青メガネ式”、メガネを使わず意識的に視点を前(または後)にずらして見る“裸眼立体視式”の3つに対応。
 作成した画像データはデジカメ3Dエディタで1枚ずつ見ることもできるが、3Dイメージエクスプローラを使うと、管理・一括表示(サムネイルおよびフルスクリーン表示)が可能になり便利だ。なお、液晶シャッター式はメガネと画面表示で左右表示の同期を取るため、ビデオカードからモニタへのアナログRGB信号を中継するアダプタを接続する必要がある。アダプタはUSB給電(専用ケーブルが付属)で動作する。
 対応OSはWindows 98/Me。価格は1万8000円。なお、同社では専用Webサイトを用意し、こちらで体験版ソフトを配布する予定もある。



デジカメ3Dエディタ&3Dイメージエクスプローラ
「デジカメ3Dエディタ」で作成した立体画像の例。ここで作成した画像は、右の「3Dイメージエクスプローラ」で表示する。なお、モデルはデジカメ3Dクィーン「NATSUMI」さん。
CDRWD-i1210J/USB
ケーブルを差し替えることでより高速なインターフェイス(IEEE1394やUSB2.0など)に変更できる、“i・CONNECT”対応の外付けコンボドライブ「CDRWD-i1210J/USB」。なお、USB2.0は、現時点では対応するPCもOSもないものの将来の普及が見込まれるインターフェイス。

 CDRWD-i1210J/USBは、リコー製CD-RW&DVDコンボドライブ「RW9120A」(MP9120AのOEM向け製品)を採用したUSB接続(i・CONNECT対応)の外付けドライブ。ドライブのスペックは書き込み12倍速/書き換え10倍速/CD読み出し32倍速/DVD読み出し8倍速だが、初期状態ではUSB接続なので最大12Mbps(実効速度はCD書き込み8倍速/書き換え4倍速、DVDでは0.6倍速程度)に制限される。書き込み書き換えに関しては、バッファアンダーランエラーを防ぐ「JustLink」機能によって書き込みミスが起きないようにしている。しかし、DVD読み出しが0.6倍速なのでDVD-Videoの再生に関してはコマ落ちや音飛びが発生する。これを防ぎ、ドライブのフルスペックを引き出すためには、i・CONNECTでIEEE1394などのより高速な接続方式に変更することが必要になる。  CDライティングソフト「B's Recorder GOLD for Windows」「B's CLiP」、およびDVD再生ソフト「PowerDVD VR-X」が付属する。
 本体サイズおよび重量は162(W)×240(D)×48(H)mm/1.8kg。電源は付属のACアダプタより供給。対応OSはWindows 98+SP1以降/Me/2000。価格は3万9000円。



PCSD-16MS
16MBの低価格SDメモリカード「PCSD-16MS」。

 PCSD-16MSは、SDMI(Secure Digital Music Initiative、音楽著作権保護団体)規格に準拠した16MBの低価格SDメモリカード。価格は5800円。

(株)アイ・オー・データ機器
問い合わせ先 03-4288-1039/06-4705-5544/076-260-1024



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