日本電気(株)は19日、企業向けノートパソコン『VersaPro シリーズ』にモバイルPentium III-1.0GHzを搭載するモデルを追加すると発表した。26日に出荷を開始する。
『VA10J/WX』 |
同製品は、世界に先駆けて日本で発表されたモバイルPentium III-1.0GHzを搭載しており、米国や欧州でも同時に発表された。
代表モデルの『VA10J/WX』の主な仕様は、
- CPU モバイルPentium III-1.0GHz
- メモリー 64MB SDRAM
- HDD 10GB
- 14.1インチTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット、ディザリングにより1677万色表示)
- CD-ROMドライブ(最大24倍速)
- PCカードスロット(TypeII×2)
- 10BASE-T/100BASE-TX搭載
- グラフィックスチップ カナダATI テクノロジーズ社製RAGE Mobility-M1
- 本体サイズ 幅307×奥行き252×高さ44mm
- 重量 約2.9kg
となっている。価格は、初回起動時にWindows 2000かNT4.0を選択できるモデルが44万8000円、Windows 98SEあるいはMe搭載モデルが42万8000円。
国や特殊法人などが環境物品などの調達を推進することを定めた“グリーン購入法”(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)が4月に施行されるが、今回発表された製品を含むNECの企業向けノートパソコン全機種は、グリーン購入法の基本方針(環境物品等の調達の推進に関する基本方針)に規定されている“電池駆動型電子計算機のエネルギー消費効率0.0065以下”を達成しているという。また、使用済み製品の回収システム、再生プラスチックの使用、製品の長寿命化、省資源化、部品の再使用などを規定した、基本方針の“配慮事項”にも適合しているとしている。