DDR SDRAMに対応したSocket370用チップセット“VIA Apollo Pro266”を搭載するマザーボードとしては国内正規流通品第2弾となる「AX37 Pro」がAOpenから現れた。
最大の特徴はオーバークロック機能。FSBはBIOS上で66~248MHzの範囲を1MHz刻みで設定できるほか、オーバークロック動作の失敗時には自動的にFSB設定をリセットする“ウォッチドッグタイマー”も装備している。BIOSからは動作電圧も1.3~3.5Vの範囲を0.05V刻みで変更可能。“AX3S”シリーズなどで高い評価を得ているAOpenというブランドネームと、豊富なオーバークロック性能から、アキバにおけるPentiumIII用DDR SDRAMマザーボードの本命となる可能性を持つ製品と言えるだろう。IDE RAID機能を持つバリエーションモデル「AX37 Plus」とPCBレイアウトは同じだが、オーバークロックを狙う人にとっては、むしろRAIDコントローラがオンボードでない同製品のほうが魅力的に映るのではないだろうか。
NorthBridgeとCPUソケット周り。AX3S Proと同様、CPUクーラーの取りつけはややきゅうくつそう |
SouthBridge周辺は閑散としている。ちなみに、写真手前に見えるランドはIDE RAIDコントローラ用 |
黒い基板を見てみると、BIOS ROMが2つ載っており、AOpen独自のBIOS保護機構“DIE-HARD BIOS”をサポートしているのがわかる。また、Northbridge“VT8633”に載るヒートシンクの高さが、これまでのものより高くなっている。それだけ発熱するということなのだろう。なお、SouthBridgeは“VT8233”となっている。
拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1で、DIMMスロットは3本(最大3GB)。AC'97準拠のオーディオコーデックチップを搭載する。
14日現在の価格情報
価格 | ショップ |
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\17,800 | クレバリー1号店 クレバリー3号店 コムサテライト2号店 |
\18,280 | ギガパレス秋葉原本店 |
\18,500 | コムサテライト3号店 |
\18,280 | ギガパレス秋葉原本店 |
\18,800 | 高速電脳 コムサテライト1号店 ソフトアイランド秋葉原店 |
\19,500 | DOS/Vパラダイス本店 |
\19,800 | ZOA 秋葉原本店 |