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ぷらっとホーム、PCサーバーを遠隔操作できるカードを発表

2001年03月13日 17時10分更新

文● 編集部

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ぷらっとホーム(株)は12日、PCの画面出力・キーボード入力をシリアルポート経由で行なえる米MDI(Middle Digital社)製のカード、『PC Weasel 2000』の販売を13日に開始すると発表した。価格は3万4800円。

『PC Weasel 2000』『PC Weasel 2000』

同製品は8bitのISAカードで、9ピンのRS-232シリアルポートとPS/2キーボードポートを装備している。『MDA(Monochrome Display Adapter)』(IBM PCに採用されたグラフィックスアダプターで、半角80文字×25行の文字表示が可能)対応のキャラクターベースディスプレーとキーボードをエミュレートする。

PCサーバーのBIOSレベルでの保守作業は、これまではPCサーバーを設置してある場所で直接行なう必要があったが、同製品を使用することで、遠隔地からのメンテナンスが可能になる。設置方法は、PCサーバーのISAバスに取り付け、カード上のPS/2キーボードポートとPCサーバーのキーボードコネクターを接続し、カード上のシリアルポートを外部に接続する。

『PC Weasel 2000』は、取りつけられたPCサーバーのキャラクターベースの画面出力信号を変換し、シリアルポートからコンソールマシンとなる他のPCへ送る。逆にコンソールマシンからキーボード入力の信号がシリアルポート経由で入ると、それを変換してPS/2キーボードポートからPCサーバーに送る。これによって、外部のコンソールマシンから、PCサーバーを操作でき、モデム経由で遠隔地からPCサーバの起動画面を見たり、BIOSの設定変更を行ったりできる。“Ctrl+Alt+Del”でのリセットも可能。

また、BIOSレベルでエミュレーションを行なっているため、Linux、FreeBSD、NetBSDなどのキャラクターベースで管理できるOSなら遠隔操作できる。

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