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J-フォン、“ステーション”に対応した携帯電話4機種を発表

2001年03月09日 23時59分更新

文● 編集部

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J-フォン東海(株)は9日、インターネット接続サービス“J-スカイ”に対応した新機種を、4月上旬より順次発売すると発表した。発売するのは、(株)東芝製の『J-T05』、三洋電機(株)製の『J-SA03』、(株)ケンウッド製の『J-K04』、三菱電機(株)『J-D04』の4機種。

4機種ともカラー液晶を搭載しており、2000年10月1日にエリア限定でサービスを開始しているが、4月にサービスを全国に展開する予定の“ステーション”に対応している。“ステーション”は、インターネット接続サービス“J-スカイ”の“メール”“ウェブ”の3番目のサービス。通信料と情報料は無料でJ-フォンの新サービス情報、“J-スカイ”の “ウェブ”のコンテンツ紹介やスカイメロディの新曲情報などが受信できる。また、月額使用料100円で、天気予報やニュース、地域ごとのタウン情報なども受信することができる(通信料と情報料は無料)。

機能を通話だけに絞れる携帯電話『J-T05』

『J-T05』『J-T05』

『J-T05』には“シンプルモード”機能が搭載されており、“シンプルモード”では、

  • 音声関連機能やマナーモード設定など、通話に必要な7つの機能のみに限定
  • 操作内容をガイド表示
  • マナーモード設定中を分かりやすく文字で表示
  • 発着信時の名前を、見やすい4倍角フォントで表示

などに設定される。これによって、携帯電話は機能が多すぎて分かりにくいと考えている人、画面表示が分かりにくく見づらいと思っている人でも、安心して携帯電話を使うことができるようになる。

そのほかに『J-T05』は、東芝の専用サイトからゲームをダウンロードし、携帯電話本体に最大5ゲームまで保存して楽しむことができる。また、“プチスケジュール”というスケジューラー機能があり、シール感覚でフレームにスタンプを張りつけていくだけで、スケジュールが登録されていく。約束や待ち合わせのメールをスタンプにリンクしておけば、“プチスケジュール”からメールなどを簡単に呼び出して確認できる。

主な仕様は以下の通り。

  • 本体サイズ 幅46×奥行き19×高さ128mm
  • 重さ 約79g
  • 連続通話時間 約120分
  • 連続待ち受け時間 約300時間(ディスプレー省電力“ON”時)
  • 本体カラー シンパシーシルバー、ハーブラベンダー、モカブラック
  • 受信保存容量 メール/ウェブ/ステーション/合わせて約1200KB

発売時期は4月上旬以降、価格は未定となっている。

デジタルカメラを搭載した『J-SA03』

『J-SA03』『J-SA03』

本体背面にデジタルカメラ“Smart Camera(スマートカメラ)”を搭載している。液晶画面を見ながら、本体背面にある“サイドキー”か中央にある“OKボタン”を押すだけで、簡単に撮影ができる。写真フレームやスタンプも用意しており、写真と組み合わせることでオリジナル画像を作ることが可能。画像にコメントを付け、スライドショーで楽しむこともできるという。

また、2インチのカラー液晶を搭載しており、画面の文字をすべて太字にしたり、入力文字サイズを変更できるため、ユーザーが最も見やすいように設定できる。また、画面を閉じたままでもお知らせディスプレーによって、着信を確認できる。

主な仕様は以下の通り。

  • 本体サイズ 幅48×奥行き25×高さ94mm(折りたたみ時)
  • 重さ 約99g
  • 連続通話時間 約120分
  • 連続待ち受け時間 約300時間(バッテリーセーブ“ON”設定時)
  • 本体カラー シルバーチェル チェリーブロッサム ベリーピンク
  • 受信保存容量 メール/ウェブ/ステーション/合わせて約500KB

発売時期は4月中旬以降、価格は未定。

ショートカットボタンを登録できる『J-K04』

『J-K04』『J-K04』

自分のよく使う機能をメニュー画面に9つまで登録できる。それぞれの機能にアイコンを選んで登録しておけば、簡単に呼び出すことができる。また、J-スカイオープンサイト“SkyRoom”からダウンロードしたり、パソコンで自分で作ったりしたオリジナルアイコンを登録して、カスタマイズしたりすることができる。

そのほかに、相手の声が聞き取れないときに最適な音量まで大きくする“パワーラウドネス”、周囲の音量に合わせて受話音量を自動的に調節する“オートラウドネス”、通話時に相手の声質に合わせて設定を変更できる“ボイスセレクト”などの機能がある。また、メロディーを1パート入力して10パターンのアレンジの中から選択すれば、自動的に8和音+サンプリングサウンドにアレンジしてくれる“サウンドハーモニー”機能も装備している。

その他の主な仕様は以下の通り。

  • 本体サイズ 幅46×奥行き24×高さ93mm(折りたたみ時)
  • 重さ 約93g
  • 連続通話時間 約115分
  • 連続待ち受け時間 約450時間(バッテリーセーブ“ON”設定時)
  • 本体カラー ペールサファイヤ シオンチタン
  • 受信保存容量 メール/ウェブ/ステーション/合わせて約500KB

発売時期は4月上旬以降で、価格は未定。

超薄型の携帯電話『J-D04』

『J-D04』『J-D04』

『J-D04』は最も薄い部分で11mmと、超薄型の本体に約2インチのカラー液晶ディスプレーを搭載している。液晶の輝度も増して見やすくなったという。また、メールと一緒に動くアニメ“カラー「アニメっちゃ」”を送ることができる。12種類のキャラクターと20種類の表情を組み合わせることができる。

また、メモリー1件につき電話番号を3件、Eメールアドレスを2件登録できるほか、血液型や誕生日などの個人情報も登録できる。

主な仕様は以下の通り。

  • 本体サイズ 幅43×奥行き16×高さ130mm
  • 重さ 約77g
  • 連続通話時間 約135分
  • 連続待ち受け時間 約360時間(ディスプレー省電力“ON”時)
  • 本体カラー ホワイトシルバー ハードチタン
  • 受信保存容量 メール/ウェブ/ステーション/合わせて約250KB

発売時期は4月上旬以降で、価格は未定となっている。

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