昨年の11月に発表されていたSeagateのUlrta160 SCSI対応7200回転HDD「Barracuda 36ES」が登場した。同社のラインナップではSCSIのエントリー製品と位置付けられるモデルだ。
インターフェイスは68pin。ぱっと見でATA版と見分けがつくのはここぐらい |
同製品の型番は「ST31437LW」。SeagateのHDDは型番の番号で世代を区切っており、この「ST3143“7”LW」は第7世代ということになる。同容量の先代モデル「Barracuda 18XL(ST31843“6”LW)」と比べると、最大シークタイムが5.8msecから8.5msecへ落とされているものの、それを補うようにプラッタ数が6GBプラッタ3枚から18GBプラッタ1枚へとスリム化され、内部転送速度も最大で315Mbits/secから498Mbits/secへと大きく向上している。
容量/価格比ではすでにIDEドライブと勝負にならないとはいえ、高い安定性を手軽に手に入れたい向きには要注目のドライブだ。
ちなみにラインナップは18GB(ST318437)と36GB(ST336737)の2種類だが、今回、USER’S SIDE本店に入荷、販売されているのは18GBモデル。価格は3万5800円となっている。
【取材協力】