ビデオゲームから体感ゲームまで、新作タイトルを遊び放題

2001年02月23日 18時46分更新

文● 編集部　桑本美鈴

AOU2001では、メーカー各社のさまざまな新作ゲームが体験できる。一風変わったコントローラーを使った体感ゲームもある。

コナミは、備え付けの一眼レフカメラ型コントローラを使って、人気アイドルの映像からベストショットを撮影するゲーム『PRIVATE SHOT(プライベートショット)』を展示している。タレントと好きな映像を選択するとゲームがスタートし、画面内の指示に従ってカメラ型コントローラーで撮影する。画面の指示と撮影タイミングが合えば、ベストショットとして記録され、ゲーム終了後にオリジナルカードとしてプリントアウトできる。撮影できる映像コンテンツは、モーニング娘。、DA PUMP、MAX、佐藤江梨子、川村亜紀。


コナミブースのステージには、タレントの川村亜紀さんと坂井優美さんが登場、坂井さんがPRIVATESHOTを体験、川村さんが映像コンテンツについて語った


ベストショットのオリジナルカードを手に喜ぶ川村さん(左)と坂井さん(右)

またコナミは、新コンセプトのメダルゲーム『MONSTER GATE(モンスターゲート)』も展示。対戦型ロールプレイングゲームをテーマにしたメダルゲームで、すべてのプレイヤーが世界の城を奪い合いあいながら、他のプレイヤーや出没するモンスターと戦闘、戦績によって配当が変化する。磁気カードを採用しており長期間にわたってプレイ可能。またゲーム終了後もプレイヤーの分身が他プレイヤーと戦闘し戦績を上げていくという。


どう見てもRPGにしか見えないメダルゲーム『MONSTER GATE』。これなら私でもできるかも……という気分にさせてくれる

ナムコは、2人対戦で撮影テクニックを競うカメラバトルゲーム『Photo Battle(フォトバトール)』を展示している。ミノルタ製の一眼レフカメラを改造したコントローラーを利用し、スポーツ、芸術、スクープ、テクニックの4ジャンルからなるさまざまなミニゲームで指示に従って撮影、テクニックを競うというもの。

	『Photo Battle(フォトバトール)』。ミニゲームをクリアすればスペシャルステージに進むことも可能

また、ナムコとセガ、ワウが共同開発したゴシックホラーガンシューティングゲーム『Vampire Night(ヴァンパイアナイト)』を展示。プレイヤーはヴァンパイアハンターとなり、ヴァンパイアやそのしもべと戦う。銃型コントローラーを利用して、画面上の敵を銃撃するというベーシックなスタイルで、6つのステージが用意されている。基板にはプレイステーション2との互換性を持つ『システム246』を採用している。


『Vampire Night(ヴァンパイアナイト)』。筐体の装飾も凝っている

セガは、世界初の“おさんぽ体感ゲーム”『犬のおさんぽ』を展示している。フットベルト型の筐体と、リード(手綱)型コントローラーで、実際に犬を連れて歩いている感覚を体験できるゲーム。リード型コントローラーで犬を左右に誘導し、フットベルトで犬の歩調に合わせて歩く。初級の“ペットショップへ行こう”、中級の“フライングディスクで遊びに行こう”、上級の“日が暮れる前に自宅へ帰ろう”の3コースから選択できる。

	これがフットベルト型筐体とリード型コントローラー

おさんぽ中は、犬が落ちている食べ物を食べようとしたり、車やバイクが向かってきたりとハプニングが襲ってくる。これらをうまく回避して、犬の“ごきげんゲージ”をアップさせ、目的地までたどり着けばゲームクリアとなる。犬はラプラドールレトリバー、柴犬、シベリアンハスキー、プードル、パグ、ウェルシュコーギー、ペンブロークの6種類から選択可能。今夏発売予定。


犬が歩けば自分もそれに合わせてフットベルト上で歩き、犬が走れば自分も走らなければならない。全速力で走る犬を追いかけていると、スポーツジムのフットベルトで走っているような感覚に襲われる。ダイエットにいいかも

バンプレストは、ガンダム世代の心をくすぐるチームバトルアクションゲーム『機動戦士ガンダム連邦VS.ジオン』を展示している。1～4人までのプレイヤーが、1年戦争を舞台に連邦軍またはジオン軍のパイロットとなり、ガンダムやザクなどおなじみのモビルスーツで戦闘できるというもの。3月発売で価格は未定。


『機動戦士ガンダム連邦VS.ジオン』は、バンプレストブースのいちばん奥にある。あまりの人の多さに身動きできない状態