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COOLSCAN IV ED/SUPER COOLSCAN 4000 ED/SUPER COOLSCAN 8000

COOLSCAN IV ED/SUPER COOLSCAN 4000 ED/SUPER COOLSCAN 8000

2001年02月28日 20時06分更新

文● 行正

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 ニコンカメラ販売(株)は、フィルムスキャナ「COOLSCAN IV ED」「SUPER COOLSCAN 4000 ED」「SUPER COOLSCAN 8000」の3製品を発表、3月24日より順次発売する。

 今回発表された3機種は、いずれも色のにじみを良好に補正し高い描写性能を持つ「EDレンズ」を使用した高品質な「スキャナニッコールEDレンズ」を搭載するのが特徴。また、スキャン時に赤外線域でスキャンを行うことによりフィルム上のゴミやフィルム面のキズを検出してソフトウェアで補正する「Digital ICE」、長期の保存で色褪せしたフィルムや色かぶり、露出補正を自動で行う「Digital ROC」、フィルムの粒状感を補正して滑らかな画像にする「Digital GEM」の3つの補正機能を搭載している。

10万円を切る価格ながら、高品位なスキャンが可能なフィルムスキャナ「COOLSCAN IV ED」。

 COOLSCAN IV EDは、35mm/APSフィルムに対応したフィルムスキャナ。光学解像度は2900dpi、階調表現力は入力12bit/出力16bit。インターフェイスはUSBを搭載する。読み取り可能なフィルムは35mmとAPSで、フィルムはネガ/ポジ対応。35mmフィルムのマウントとストリップ(6枚)に対応するアダプタが付属するほか、APSフィルムアダプタ(2万2000円)やAPSストリップフィルムホルダ(2500円)などが用意される。対応OSはWindow 98 SE/Me/2000、Mac OS 8.6以降。スキャンドライバ「Nikon Scan 3」のほかフォトレタッチソフト「Adobe Photoshop 5.0LE」が同梱される。本体サイズは約93(W)×315(D)×169(H)mm、重量は約3kg。
 価格は9万8000円で、3月24日発売。



COOLSCAN IV EDと同一の筐体を採用するが、高いスペックとIEEE1394インターフェイスを搭載する「SUPER COOLSCAN 4000 ED」。

 SUPER COOLSCAN 4000 EDは、COOLSCAN IV EDと同じサイズ/重量/形状ながら解像度は4000dpi、階調表現力は入力14bit/出力16bitの上位機。インターフェイスはIEEE1394を採用し、PCIバス用インターフェイスカードも付属する。また、最大16回のスキャンを繰り返し、その平均をとった画像を出力することでCCDノイズを除去する「マルチサンプルスキャニング」が可能。標準付属するフィルムアダプタとソフトはCOOLSCAN IV EDと同じだが、オプションのフィルムアダプタとして、50枚までのスライドをセットして連続読み込みできる「マウントフィーダ」(5万円)や、40枚までのロールフィルムを連続読み込みが可能な「ロールフィルムアダプタ」(6万円)が用意される。
 価格は19万8000円で、3月24日発売。



大型の筐体とセンサによりブローニに対応し、ハイエンドユーザーにも満足できる「SUPER COOLSCAN 8000 ED」。

 SUPER COOLSCAN 8000 EDは、ブローニ(最大6×9まで)サイズがスキャンできる大型の上位機。解像度は4000dpi、階調表現力は入力14bit/出力16bit。インターフェイスはIEEE1394を採用し、4000 EDと同様にインターフェイスカードも付属する。標準で35mmマウント/35mmストリップ/ブローニ用の各アダプタが付属する。ブローニを置いて読み取れるガラス付きホルダや16mmフィルム用アダプタなど、豊富なオプションが用意されるのが特徴。対応OS、付属ソフトはIV EDや4000 EDと同様。本体サイズは約245(W)×485(D)×200(H)mm、重量は約9kg。
 価格は41万円で、近日発売予定。

(株)ニコン
問い合わせ先 お客様相談室 03-3775-2266



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