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シャープ、有機EL用TFT基板の生産・販売で合弁会社を設立

2001年02月22日 17時26分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は22日、東北パイオニア(株)と(株)半導体エネルギー研究所の2社と、次世代ディスプレーであるアクティブマトリクス型有機ELディスプレー用TFT基板の製造・販売を行なう合弁会社“エルディス株式会社”(ELDis, Inc.)の設立で合意したと発表した。資本金は100億円で、設立は3月。社長には、東北パイオニア代表取締役副社長の小笠原光弘氏が就任する。所在地は栃木県下都賀郡。2002年秋に操業開始の予定で、月産50万個(2インチパネル換算)の規模で生産を行なう。

今回の合弁会社設立は、世界で初めて有機ELディスプレーの量産に成功した技術力を持つ東北パイオニアと、有機EL用TFTの基礎技術を持つ半導体エネルギー研究所、それに有機EL用TFT基板の応用生産技術持つシャープが組むことで、成長が期待される有機ELディスプレー市場で強固な事業基盤を構築できるため。

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