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東芝、Celeron-566MHz搭載の産業用パソコンを発表

2001年02月20日 14時52分更新

文● 編集部

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(株)東芝は16日、Celeron-566MHzを搭載した産業用パソコンとして、デスクトップ型の『FA2100 model 50』と、タッチパネル一体型の『FP2100 model 50』の2機種を発表した。価格は、FA2100 model 50が29万8000円、FP2100 model 50が49万8000円。両製品とも19日に販売を開始した。

製品写真
『FA2100 model 50』(ディスプレーは別売)

両製品は、CPUにCeleron-566MHz、64MB(最大512MB)のメモリー(SDRAM)を搭載し、10BASE-T/100BASE-TXのLANアダプターを標準装備する産業用パソコン。HDDは最大2ユニット内蔵可能で、標準で10GBの1ユニットを搭載。ホットスワップ対応で、RAID1のミラーリングを行えるという。また、長寿命の部品を採用し、電源ノイズ対策を図り、24時間連続稼働を前提とした設計となっている。そのほか、システムの動作異常の早期検出/復旧を行なう“RAS機能”を標準搭載した。

両製品のうちFA2100 model 50の筐体は、縦置きと横置きのどちらも可能で、現行機種のFA3100Aに比べて体積比で3分の1の省スペース化を図った。また、ネジなしで着脱できるフロントパネルを採用し、HDD/防塵フィルタ/内蔵バッテリーなどを本体前面から交換可能。さらに、前面の冷却ファンの吸気をCPUのヒートシンクに直接当てる冷却方式により冷却性能を強化し、本体の内圧を高めて隙間からの埃の侵入を防ぐという。本体サイズは幅100×奥行き340×高さ310mmで、本体重量は約9kg。

製品写真
『FP2100 model 50』

一方、FP2100 model 50は、筐体をアナログ抵抗膜方式のタッチパネルと一体化させた産業用パソコン。本体前面の15インチTFT液晶ディスプレーは、解像度1024×768ドット/1677万色表示、輝度200カンデラ/平方メートル、視野角上30度下40度/左右50度の性能を持つという。ディスプレー部分の下にカバー付き操作ボックスを持ち、電源スイッチ/キーボード用端子/USB端子などを格納する。本体サイズは幅375×奥行き140×高さ326mmで、本体重量は約11kg。

両製品とも搭載OSは、Windows NT 4.0。オプションでWindows 2000を搭載可能。また、製品の販売開始後3年間(FP2100は5年間)の製品供給と、製造中止後7年間の保守により、部品の長期安定供給を行なうという。

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