Maxtorは今月の12日(米国時間)、IDE HDDとして新たな531DXシリーズ(エントリーファミリーモデル)をアナウンスしたが、それから1週間もせずに該当製品が秋葉原の店頭に並びだした。
基本スペックは、Ultra ATA/100に対応し、回転数は5400rpmで、キャッシュは2MB、平均シークタイムは15msとなっている。
従来モデルの3.5インチHDDと比較してみた。袋に入っているためにわかりにくいかもしれないが、それでも薄さは明らかだ |
531DXシリーズの最大の特徴は、その厚さ。写真を見ていただくとわかるが17mm厚となっており、2.5インチのHDDほど薄くはないが、従来の同社製3.5インチHDDの2/3となっている。いくら薄いからと言って、ひとつのベイに2つ搭載することは不可能だが、装着時にはベイに隙間ができるため、熱対策には良いかもしれない。また、省スペースのオリジナルマシンを組もうと考えている人にとっては魅力的な商品といえる。
ラインナップとしては10GB(2R010H1)と15GB(2R015H1)の2種類が存在するようだが、今回店頭に並んだのは10GBモデル。PCiN秋葉原が1万2800円、ソフトアイランド秋葉原店が1万980円で販売中。
【取材協力】