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低価格デジカメ『LV-10』が3週連続トップ――BCN総研調べ

2001年02月16日 22時46分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は16日、デジタルカメラ市場において、カシオ計算機(株)の低価格デジタルカメラ『LV-10』が3週連続でトップシェアを獲得したと発表した。1月の月次集計では、ソニー(株)の『Cyber-shot』が1位で、『LV-10』が2位だったが、2月の月次集計ではトップになる可能性が高いとしている。

製品写真
『LV-10』

『LV-10』は、実売価格が1万円を切る低価格デジカメで、2000年11月の発売から徐々に販売台数を伸ばし、12月第3週に同率1位、その後、一進一退を繰り返しながらも、2001年1月第4週に1位に返り咲いたという。

低価格デジカメについては、(株)バンダイが2000年12月1日に9980円で発売した『C@Mail-F38(シー・アット・メール F38)』、ニチメン(株)がエヌエイチ・ジャパン・ホールディングス(有)を通して2000年11月より販売している『Che-ez! Stik』など、1万円を切る製品が注目されているという。その理由として、ショップでは、「すでに高機能のデジタルカメラを持つユーザーが、気軽に使える2台目として購入していく傾向がある」、「子供へのプレゼントとして購入していく人が多い」といったコメントを挙げている。

BCN総研では、今後も低価格モデルに対するニーズが高まり、高機能モデルと低価格モデルの二極化が鮮明になっていくと推測している。

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