コダック(株)は、中判カメラの後部に取り付けて使用するプロユースのデジタルカメラバック「コダック プロフェッショナルDCSプロバック」を発表。6月より発売を開始する。
1600万画素という高解像度の撮影が可能なデジタルカメラバック「コダック プロフェッショナルDCSプロバック」。 |
DCSプロバックは、36.86×36.86mmサイズの1600万画素CCDを搭載。CCDは同社開発の「ITOセンサー」(Indium Tin Oxide)で、ポリシリコン素材の代わりに酸化インジウムスズを使用することにより、短波長域で高い感度を持つのが特徴。有効画素数は最大4072×4072ドットで、RGB(約48MB)もしくはCMYK(約63MB)のRaw形式(CCD出力データ)ファイルを出力する。
記録メディア用にPCカード(TypeII)×2スロットを装備、インターフェイスにIEEE1394を採用するほか、S-VIDEO出力端子を持つ。後部には80度のチルト機能付き液晶モニタを装備し、画像確認やヒストグラム表示を行える。本体サイズは約90(W)×100(D)×90(H)mm、重量は約1.58kg。装着可能なカメラは、「ハッセルブラッド555ELD」および「マミヤ RZ67 ProII」で、マミヤ RZ67 ProIIは別売インターフェイスキットが必要。
価格は199万5000円。
コダック(株)
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