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ようやくMSIからもKT133Aマザー、その名も「K7T Turbo-R」

2001年02月10日 22時30分更新

文● Jo_Kubota

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K7T Turbo-R

 早くからウェブサイト上にラインナップとして掲載されながら、なかなか市場に登場してこなかったMSIのFSB 266MHz対応マザーボード。他社製品が続々登場するなかで、いったいどうしたのかとやきもきしていた人も多いことだろう。そんな同社から、ようやくKT133Aチップセット搭載マザーボード「K7T Turbo-R」が現れた。

 気になるのはやはりオーバークロック機能だが、待たされただけのことはあるようだ。基板レイアウトと同様、機能も同社のKT133マザーボード「K7T Pro2-A」とほぼ一緒で、BIOS上でFSB設定クロックの変更(100~166MHz/1MHz刻み)や倍率の変更が可能となっている。Vcoreも変更可能のようだが、こちらは今のところ詳細不明。ウェブサイトから同社のオリジナルソフト「FuzzyLogic3」をダウンロードすれば、Windows上からCPUクロックをリニアに変更可能だ。



SouthBridgeとRAIDコントローラ

 NorthBridgeは“VT8363A”で、45度傾いて取り付けられているのが印象的。ファンは搭載していない。SouthBridgeはすでにお馴染みとなった“VT82C686B”。型番の最後の“R”はもちろんIDE-RAID機能で、PROMISEのRAIDコントローラ“20265R”を搭載。RAIDレベル0/1に対応しており、SouthBridgeと20265Rで、合計4つのUltra ATA/100に対応IDEコネクタを持つ。拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1、DIMM×3。このほか、オンボードでAC'97準拠のVIA製オーディオコーデックチップ“VT1611A”も搭載する。



いつものピカピカ
MSI製品ではお馴染みとなったLEDはもちろん搭載。毎回場所が変わるが、今回はオーディオコーデックの近くだ

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