京セラ(株)は9日、デジタルカメラ『KYOCERA Finecam S3(ファインカム エス・スリー)』を4月下旬に発売すると発表した。価格は8万8000円。
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| 『KYOCERA Finecam S3』 |
『KYOCERA Finecam S3』は、総画素数334万画素のCCDと光学2倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ。動画撮影機能も搭載しており、QVGA(320×240画素)の映像を、毎秒15コマで1回あたり最長15秒間記録できる。そのほか、2倍デジタルズーム、ダブルファインダー(光学ファインダー、液晶ディスプレー)、自動露出制御、オートホワイトバランスなどの機能を搭載する。カメラ本体にはステンレス合金メタルカバーを採用する。ボディカラーは“シルバー”。記録媒体はSDメモリーカード、マルチメディアカード。記録方式はDCF準拠(Exif Ver2.1､JPEG準拠)、TIFF-RGB(非圧縮)、DPOF対応。記録画素数は最大2048×1536。
撮像素子は1/1.8インチ正方画素原色フィルターインターレース読み出し方式CCD(総画素数334万画素、有効画素数324万画素)。レンズはKYOCERAズームレンズ(6群7枚)、焦点距離は7.8～15.6mm(35mm判カメラ換算で約38～76mm相当)、明るさはF2.8～3.5で、電子ズーム設定が可能。撮影距離範囲は通常は約90cm～無限大、マクロ撮影時は約6cm～90cm。ファインダーは光学ファインダー、およびビューファインダー(1.5インチ11万画素低温ポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレー)。動画記録のファイル形式はAVIファイル。パソコンでの再生環境はQuickTime4.1以降。本体サイズは幅87×奥行き30×高さ55mmで、重さは160g。電源はリチウムイオンバッテリー。ビデオケーブル、リチウムイオンバッテリーパック、ACアダプター、ハンドストラップ、16MBのマルチメディアカードが付属する。
