デルコンピュータ(株)は8日、(株)野村総合研究所の協力により、同社の企業向け技術コンサルティング事業“デル・テクノロジー・コンサルティング(DTC)”において、Windows 2000をベースとした電子商取引(EC)サイトを構築するためのコンサルティングサービス“eインフラストラクチャー・コンサルティング”を同日から提供すると発表した。
同メニューは、同社のECサイト“デル・オンライン・ストア”の構築・運用で実証済みの技術とノウハウを商品化したもの。あらかじめ用意した定型のコンサルティングメニューに沿って顧客ニーズやシステム環境を把握・診断したあと、同社のECサイトのシステム環境を推奨構成として、顧客ニーズに最適化したシステム提案を行なうという。これにより、通常2～6週間でコンサルティングを完了できる。コンサルティング後のシステム導入時には、要望に応じて同社から必要なハードウェアを提供、またはホスティングサービスを紹介する。提供されるコンサルティングサービスはメニュー化されており、その内容と価格体系は明確に提示されている。また、ほかのDTCのサービスと同様に、コンサルティングから構築、導入、サポートまで同社が顧客の単一窓口となる。
なお、インテル(株)、マイクロソフト(株)、シスコシステムズ(株)とも協業する。
