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ヤマハ、ファイアーウォール機能を備えたISDNルーター2機種を発表

2001年02月05日 23時16分更新

文● 編集部 佐々木千之

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ヤマハ(株)は5日、ファイアーウォール機能を備えた小規模オフィス向けISDNルーター『RT105i』、『RT52pro』を発表した。RT105iの価格は11万円で6月上旬発売予定、RT52proは9万円で3月下旬に発売予定。

ヤマハ リモートルータ『RT105i』
ヤマハ リモートルータ『RT105i』

RT105iは、'98年10月に発売された『RT103i』の後継モデルで、100BASE-TX対応スイッチングハブの追加やメモリー増加、ファイアーウォール機能を搭載した。企業での利用を考え、従来からのRIP/RIP2ルーティングプロトコルに加え、基幹系ネットワーク通信プロトコルとしてOSPF(※1)、VRRP(※2)に対応した。

※1 OSPF:Open Shortest Path First。ネットワーク回線の速度をもとにして、最も早く到達できる経路を選択するというルーティングプロトコル。

※2 VRRP:Virtual Router Redundant Protocol。あるルーターがダウンした場合に、バックアップルーターが自動的に切り替わって機能を引き継ぐことを可能にするプロトコル。

ヤマハ リモートルータ『RT52pro』ヤマハ リモートルータ『RT52pro』

RT52proは、ISDN、専用線(64/128kbps)に加えてフレームリレー(64/128kbps)に対応し、ファイアーウォール、VPN機能を備えた。管理プロトコルとしてSNMP、認証プロトコルとしてRADIUSにも対応している。また、“フレックスホン”や“ナンバーディスプレイ”に対応したアナログポート3ポートも備える。

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